頑張パワフルズ（2023年度5・6月）

【寸評】

　５月、６月の浮上せず、最下位をひた走るパワフルズ。先発陣はとっかえひっかえ起用を模索しているが、なかなか結果に結びつかないでいる。リリーフ陣は４月に引き続き安定しており、救援防御率はリーグ２位とパワフルズの強みとなっている。チーム打率、本塁打、得点いずれもリーグ最下位となっている。その中で足を絡めた野球を模索しており、盗塁はリーグ１位を記録している。

【投手】

・先発投手

　現在規定投球回を満たしているのは城戸だけと、成績不調により選手の登録抹消が続き、なかなか定着しないでいる。城戸は５月以降で投球が安定し、12登板で7QSを記録するなど、ローテーションを唯一守っている。また、4月に不調で登録抹消となっていたエース新保が再調整のうえ復帰。不調を脱したような投球を見せた。7月より復帰する予定の永松、北浦の復調が期待される。

・中継ぎ、抑え投手

　先発投手の不調は引き続きに中継ぎへ負担となっているが、バーゲル、鷲尾はすでに30試合に登板しているが、安定した成績を見せている。ビハインドで起用していた新垣、草間も素晴らしい投球を見せている。リフレッシュのため、一旦入れ替えをかけており、代わりに入った剛速球右腕生田目が1軍でどれだけ通用するか期待がかかる。
　抑えの三河は3、4月で3敗を喫したが、5，6月では元の姿を取り戻し、防御率も良化した。

【野手】

　中軸の笹、コールターは引き続き十分な働きを見せている。笹はリーグ6位となる打率.358とリーグ2位となる21盗塁を見せた。コールターも打点でリーグ7位の55打点をここまで記録している。笹の疲労が溜まっていることから一度休ませる予定。代わりに控えから打撃好調であった浜村をスタメンで起用する。
　中軸以外では一塁手のディマス、江島の打撃が絶好調。規定打席未到達ながら共に打率3割、OPS.800以上を記録しており、打線の起爆剤となっている。江島はこれまでの殻を破り、はつらつとしたプレーを見せている。

【検索用ワード】
　パワフルプロ野球、パワプロ、オーペナ、架空球団