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世間の普通ではなく、自分の普通を大事にする

世間の普通ばかりを自然に気にしている

 学校では、社会で生きていくために必要なことを教えてくれます。それ自体は素晴らしいことです。ただ、仕組み上、みんなよりできているか、できていかないか。それを気にするようになっていきます。そして、いつでも、世間の普通と比べて自分はどうか。そう考えてしまいます。

 仕事においても、この程度の水準は求められる。そういったものがあるはずです。コミュニケーション能力、事務処理能力など様々な能力です。そうすると、それもまた、みんなよりできているか、できていないか。それが気になります。評価にも直結するところだからです。

 世間の普通と比べることを、日常生活でも、社会生活でも行う。そうすると、実体のないものに、一喜一憂してしまいます劣っていると感じたら、無理をしてしまいます。引け目を感じてしまいます。優れていると感じたら、慢心した態度になってしまいます。傲慢になってしまいます。

自分の普通を大事にする

 劣っているところ、優れているところがある。それは、当たり前です。1人1人違うのに、わざわざ比べるからです。そもそも、劣っているとされるところも、自分としては普通なのです。最大限やっているのです。優れているとされるところも、自分としては普通なのです。無理しているわけでないのです。

 他人が1回しかミスしないものを、自分が3回ミスをする。1回しかミスしないようにがんばるのは、世間の普通を意識しています。そうでなく、自分は3回ミスをする。それが当たり前であり、普通。だから、そういうものとして、物事を取り組む。それでいいのです。自分の普通を大事にしていいのです。

自分の普通を大事にすることで、楽に生きる

 人よりできないことを周囲に認めると、恥だ。低い評価だ。そう感じると、人よりできないことを隠し、無理をしてしまいます。また、この程度はできないと、周囲からおかしいと思われる、そう思ってしまう。そうすると、自分で自分を苦しくさせていきます

 できないことをわざわざ、アピールする必要はありません。できることをわざわざ、アピールする必要もありません。ただ、自分にとっての普通。これを大事にしていくこと。それが、楽に生きられることになります

 自分の普通を大事にすることで、無理をしなくなり、自分のペースで物事を進められます。世間の普通に合わせると、これではダメだ、こんなんでいいんだ。そういう風に、自分の志がブレて、ペースが乱れてしまいます。

 しかし、自分にとっての普通を大事にする。そのことで、次はこうしよう。これは、周囲はすぐできるみたいだけど、自分はこれくらい時間がかかる。これは、周囲は時間かかってみるみたいだけど、自分は自分の道を進もう。そういう風に思えてきます。

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