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【試合結果#33】11/3(月)~11/9(日)

1.今週の日程

いよいよ開幕した2008年の日本シリーズ。現在1勝1敗、どちらの試合も1点差で勝負が決する接戦で、頂上決戦に相応しい熱戦が繰り広げられている。4日からは福岡 Yahoo! JAPANドームに場所を移し第3,4,5戦、8日からは再び阪神甲子園球場で第6,7戦が行われる。ついに今週で2008年シーズンの覇者が決まる。阪神は23年ぶり2回目の日本一を達成できるのか。

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【出場選手登録】
金村暁 (11月6日)
【出場選手登録抹消】
岩田稔 (11月6日)


2.11/4(火) 日本シリーズ ソフトバンク-阪神 第3戦@福岡 Yahoo! JAPANドーム

【見どころ】
1勝1敗で迎えた日本シリーズ第3戦。阪神の注目は6番DHでスタメン出場の桜井。第2戦では7回に決勝打を放つなど、ここまで3打数2安打2四球の活躍を見せている。波に乗るシリーズ男が福岡でも暴れまわるか。一方のソフトバンクはこのシリーズ初スタメンのレストビッチに注目。今シーズンの阪神戦は8打数3安打4打点を記録し、得点圏での一打が光った。本拠地の鷹ファンの声援を背に、勝負強い打撃を見せたい。


【スターティングメンバー】

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【試合結果】

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阪神打線が本領を発揮し、19安打10得点の大勝。1回に金本、林の連続タイムリーで2点を先制するなど、5回表終了時点で4-1とリードする。しかし、5回ウラに2死1,2塁から松中に1号3ランを浴び同点、さらにレストビッチにレフト前タイムリーを許し逆転される。すかさず阪神は6回表に無死2塁から鳥谷のタイムリーで同点に追いつくと、その後1死満塁と勝ち越しのチャンスを作り、桜井がライト前に勝ち越しタイムリー、葛城も2点タイムリーで続きリードを広げた。7、9回にも追加点を挙げ、先発全員安打でソフトバンクをねじ伏せた。ソフトバンクは一時は逆転に成功するも、2試合続けて神内が打たれ2連敗。

1回表   金 本  右安①(ソ 0ー1 神)
       林   中安①(ソ 0ー2 神)
2回ウラ  田 上  中犠➊(ソ 1ー2 神)
4回表   鳥 谷  三失 (ソ 1ー3 神)
5回表   桜 井  中犠①(ソ 1ー4 神)
5回ウラ  松 中  中本➌(ソ 4ー4 神)
    レストビッチ 左安➊(ソ 5ー4 神)
6回表   鳥 谷  中安①(ソ 5ー5 神)
      桜 井  右安①(ソ 5ー6 神)
      葛 城  中安②(ソ 5ー8 神)
7回表   金 本  右2①(ソ 5ー9 神)
9回表   新 井  右安①(ソ 5ー10 神)


【詳細結果】

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3.11/5(水) 日本シリーズ ソフトバンク-阪神 第4戦@福岡 Yahoo! JAPANドーム

【見どころ】
日本シリーズ第4戦。阪神の先発は岩田。CS第2ステージ第4戦では巨人打線を6回4安打1失点に封じ、日本シリーズを決定づけた。ソフトバンク戦は6月7日の対戦で7回無失点の快投を演じており、巨人に続いて鷹狩りに期待がかかる。対するソフトバンクは4番・松中に注目。昨日の第3戦では5回に同点に追いつく3ランを放ち、主砲の意地を見せた。今日の試合ではチームを勝利に導く一撃を放てるか。


【スターティングメンバー】

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【試合結果】

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阪神が逃げ切って、23年ぶりの日本一に王手。1回から新井のタイムリーと金本の犠飛で鮮やかに2点を先制すると、その後も小刻みに追加点を挙げ、6回までに6-1とリードし、先発・岩田は6回を1失点に抑え込む快投を披露する。しかし、7回から登板した2番手・能見が本多、多村にタイムリーを浴び、2点差に迫られる。さらに9回には守護神・藤川が1死満塁のピンチを招き降板、後を受けた久保田が松中にライト前タイムリーを許し、ついに1点差まで追い上げられる。なおも2死1,3塁のピンチを背負うも、久保田が小久保をサードゴロに打ち取り、なんとか逃げ切った。ソフトバンクはあと一歩まで追い上げる執念を見せたが、3連敗で土俵際に追い込まれた。

1回表   新 井  右安①(ソ 0ー1 神)
      金 本  左犠①(ソ 0ー2 神)
3回表   鳥 谷  左安①(ソ 0ー3 神)
3回ウラ  田 上  中本➊(ソ 1ー3 神)
4回表   葛 城  左安①(ソ 1ー4 神)
      赤 星  左安①(ソ 1ー5 神)
5回表   桜 井  中2①(ソ 1ー6 神)
7回ウラ  本 多  右安➊(ソ 2ー6 神)
      多 村  中3➋(ソ 4ー6 神)
9回ウラ  松 中  右安➊(ソ 5ー6 神)


【詳細結果】

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4.11/6(木) 日本シリーズ ソフトバンク-阪神 第5戦@福岡 Yahoo! JAPANドーム

【見どころ】
阪神が勝てば日本一が決定する日本シリーズ第5戦。阪神の注目は1番・赤星。昨日の第4戦は4打数4安打、このシリーズは18打数9安打4盗塁の大暴れを見せている。今日の試合でも虎の切り込み隊長が塁上をかき回し、23年ぶりの日本一への扉を切り開くか。一方、もう負けられないソフトバンクは中4日でエース・杉内が先発。第1戦では阪神のキーマン・赤星を3打席3三振と完璧に封じ込め、6回2安打無失点の好投で勝利投手に輝いた。勢いに乗る赤星を再び封じ込め、逆転日本一への望みを繋ぎたい。


【スターティングメンバー】

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【試合結果】

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ソフトバンクが阪神の猛追を振り切り、対戦成績を2勝3敗とした。1点を追う2回に先頭・小久保からの4連打で逆転に成功すると、大村の犠打で1死2,3塁のチャンスを演出し、続く1番・川崎がセンターへしぶとく転がし2点を追加した。3回にも小久保の1号ソロで相手先発・金村暁をKOする。しかし、林威助に2本塁打を浴び2点差に迫られると、9回には守護神・馬原が1死2,3塁のピンチを招き、新井の犠飛で1点差に迫られる。なおも2死2塁と同点のピンチも、金本を空振り三振に切って取った。杉内が7回途中2失点10奪三振の快投で、シリーズ2勝目。阪神は中継ぎ陣が追加点を許さず逆転の流れを演出するも、先発・金村暁の炎上が最後まで響いた。

1回表   金 本   右2➊(ソ 0ー1 神)
2回ウラ レストビッチ 中安①(ソ 1ー1 神)
      田 上   左安①(ソ 2ー1 神)
      川 崎   中安②(ソ 4ー1 神)
3回ウラ  小久保   中本①(ソ 5ー1 神)
4回表    林    左本➊(ソ 5ー2 神)
8回表    林    右本➊(ソ 5ー3 神)
9回表   新 井   右犠➊(ソ 5ー4 神)


【詳細結果】

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5.11/8(土) 日本シリーズ 阪神-ソフトバンク 第6戦@阪神甲子園球場

【見どころ】
舞台を再び阪神甲子園球場に移し、依然阪神王手の状況が続く日本シリーズ第6戦。阪神の先発は最高勝率右腕・アッチソン。第1戦では杉内と緊迫の投手戦を繰り広げ、7回途中1失点の快投もその1点に泣いた。23年ぶりの日本一が懸かるこの一戦、リーグ優勝に大きく貢献した助っ人がチームを日本一に導くか。迎え撃つソフトバンクは小久保に注目。このシリーズでは第3戦と第5戦で猛打賞の活躍、第5戦では金村暁をマウンドから引きずり降ろす1号ソロを放った。第1戦で3打数0安打に封じられた相手先発・アッチソンにリベンジを果たし、逆王手なるか。


【スターティングメンバー】

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【試合結果】

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阪神が23年ぶりの日本一に輝いた。第1戦と同じく緊迫の投手戦となったが、7回表にソフトバンクが1死2,3塁から本多のサードゴロの間に1点を先制し均衡を破る。しかし、阪神はそのウラに先頭・矢野がレフトへ1号同点ソロを叩き込む。さらに2死1,3塁のチャンスを作ると、新井がレフトへ値千金の勝ち越し3ランを放り込んだ。日本一まであと3アウトに迫った9回に守護神・藤川がつかまり1死満塁のピンチを招くと、多村に三遊間を破るレフト前タイムリーを浴び1点差に迫られ、なおも1死1,2塁のピンチを背負う。ここで阪神ベンチは藤川を諦め、シリーズ初登板の渡辺に託す。渡辺は松中をショートフライ、小久保をライトフライに打ち取り、23年ぶりの日本一を本拠地・阪神甲子園球場で決めた。敗れたソフトバンクは2003年以来となる頂点の座にあと一歩届かなかった。
なお、日本シリーズMVPには第6戦で決勝3ランを放つなど、打率.375 1本塁打 6打点を記録した阪神の新井貴浩が選出された。

7回表   本 多  三ゴ➊(神 0ー1 ソ)
7回ウラ  矢 野  左本①(神 1ー1 ソ)
      新 井  左本③(神 4ー1 ソ)
9回表   多 村  左安➋(神 4ー3 ソ)


【詳細結果】

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6.今週の結果

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