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虚無感ってなんだろう?

皆さん、こんにちは。
GWですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?

今でこそ虚無感に捉われることがなくなりましたが、ひきこもり時代、本当に毎日のように虚無感に捉われていました。

では虚無感ってそもそもどういう意味なのでしょうか?


虚無感(きょむかん)とは、すべてが空しく感じること、何事にも意味や価値感じられないよう感覚、などを指す意味で用いられる表現です。たとえば、人生の意味自分の存在意義などについて「まるで無意味なのではないか」という思い苛まれているような状況は「虚無感にとらわれる」などと表現されます。

虚無」という言葉には「なにもない」「空っぽである」「何の意味もない」「まったくの無価値」といった意味があります。「虚無感」は、そのような(「虚無」を感じている感覚です。

虚無感とは具体的にどのような感覚なのか、その様相は多分にそれぞれでしょうが、たとえば「なにか本質的な大事な部分ごっそり抜け落ちているような感覚」とか「目指すべき人生指標見当たらず暗中にいるような感覚」は、虚無感であるといえるでしょう

私が当時感じていた感覚では【目指すべき人生指標見当たらず暗中にいるような感覚】が近いと思います。
周りは充実しているように見えたし、それに比べて自分はそもそも働いてもいない、鬱で体調も悪い。

今思うとSNSのキラキラした理想の高い部分と、現実とのギャップが大きかったように思います。

当時の私は人と同じ幸せを生きることを諦めたのを覚えています。

今の現実を受け入れ、じゃあ何が出来るのかを考えてみました。
体力がなかった私はしぶしぶ農作業を始めます。
ようやく体力もつき、次の段階に来た時に同じように虚無感に捉われました。

【将来どうするのか】

農家になるという選択、毎日毎日農作業。
これは致し方ないと思います。
ついSNSを見てしまい、他者比較をして落ち込んでしまいました。

そこで私はSNSを見るのをやめ、代わりに心理学の勉強を始めました。
なぜ感情が落ち込んだり、急にテンションが上がってまた落ちるのか。

私は躁鬱の診断もされていたため、一日に躁転することもありました。
自分でセルフコントロールをする技術が必要でした。

一番苦労したのはゼロヒャク思考、完璧主義です。
何をしても少しでも気に入らないことがあれば、評価をゼロにして、やる気をゴリゴリ削ります。

【こんなことをしても無意味なんじゃないか】

そう何回も思考し、辞めたこともたくさんありました。
あまり言ってはいなかったのですが、鬱当時、地元の中小企業に一カ月だけ勤めたことがあります。
まだまだメンタルの波もコントロール出来ていなかったし、ネガティヴ思考もありましたし、発達特性など自己理解も全然出来ていませんでした。

すぐに嫌になり、人生で初めてのバックレをしました。
今思うと本当に申し訳ないことをしたと反省するのですが、この経験は私にとってプラスに働きました。

【雇われて働くの、自分には向いていない】

そこで目指したのが趣味を活かした起業です。
時計が好きだった私は、コツコツを取り組み始めました。
ビジネスの勉強をし、すぐに試すということを繰り返しました。
特に修理に関しては海外の動画や説明書を見て取り組みました。
独学でオーバーホールを出来るようになった時の達成感は本当に凄かったことを覚えています。

何故上手くいったかというと、

【どうすればゼロにせずに、行動し、成長し続けられたか】
だと私は思います。
会社で雇われる働き方が無理だったので、これで稼ぐしかない。
今思えば全然かっこよくない理由でしたが、おかげで体力や知識がつき、感情をコントロール出来るようになって、冷静な判断、行動が出来るようになって、成長することが出来ました。

今、働きたくても働けない、虚無感に捉われる人は、理想と現実のギャップが大き過ぎてやる気が出ないだけではないでしょうか?

そもそも人の脳は、それほど容量が変わらないことが科学的にわかっています。
ということは、皆さんと私も脳はそんなに変わらないのです。
じゃあ、何が違うのか。
それは継続し続けるためにどう試行錯誤したのかです。

諦めること、自分はダメだからという理由をつけて失敗の原因をきちんと見て次に活かさないなど、同じネガティブループにハマるから、生きづらいのです。

鬱、躁鬱、ひきこもり、バックレ、発達障がい、精神病院に入院経験あり。

こんな私でも働けてますし、毎日充実しています。
きっとこれを読んでいる皆さんは、もう過去や障がいは関係なく、今、どうやってコツコツと経験を重ねていくことが大切か理解してくれていると思います。

虚無感に捉われた時、その原因がなんなのか。
一緒に考えられると嬉しいです。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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