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転職エージェントとしての私のスタンス

長い間記事の作成をサボってました。なぜサボっていたかというと単に面倒になったからです。(かなりのものぐさ人間なので)

ただ、友人に2時間かけて今の自分のスタンスについてけちょんけちょんに言われてしまい、それが私の中に刺さったのでもっと自分のことについて知ってもらう機会を作ろうと思いました。

この記事は、私からビズリーチ等でスカウトを受けた際に「吉峰ってどんな奴なの?」と検索してくれるありがたい方をターゲットにしていますがいろんな方に読んでもらえると嬉しいです。

私の目に映る転職エージェントというビジネス

私の文章力が低いため、なんとも微妙な表題になってしまったことを最初に謝罪したうえで、転職エージェントというビジネスを私がどのようにとらえているかについてお話します。

転職エージェントは一言で言えば「仲介業」で、採用したい企業と転職したい人との間を結ぶビジネスです。(賃貸不動産のビジネスに割と近いと思っています)

ただ、賃貸不動産のビジネスと大きく違う点は、個人(求職者)からお金を貰わない点です。そのため、結果としてこんな図式になります。

■ 採用企業:お客さん
■ 求職者:商品

昔は人身売買のようなビジネスと揶揄されることもあったようですが、この図式だけを見ればそういわれても仕方ない部分もあります。(この図式について上司に話したとき「商品じゃない!」とたしなめられたことがありますが、ビジネスの形だけみれば正しい見方だと思ってます)

一方、商品である求職者は「意思」を持っているため、お客さんである企業がお金を出して買う(採用します!)と言っても、商品である求職者が「嫌だ」と意思を示すこともあるため購入者からすればやきもきしてしまうケースも珍しくありません。

そういうこともあってか、私たちは採用が決まって実際入社した際に支払われる採用フィー(仲介手数料)は年収の30~35%という結構法外なお金を頂いています。(IT業界等では40%や50%、なかには100%という凄い金額で契約しているケースもあります)

そのため、この業界は結構高額所得者が散見されます。あるいみ夢のあるビジネスですが、売り上げ0という月も珍しくないのでしんどいと言えばしんどいです。

私の転職エージェントとしてのスタンス

私は転職エージェントという仕事をする際に、求職者よりも企業のことを優先して考えます。なぜなら、企業こそがお客さんであるからです。

そのため、スカウトをするときも「求職者の方を助けたい」より、「誰をスカウトすれば採用までもってけるか」、「内定となったら承諾する可能性が高いかどうか」に重きを置いています。

そういうことが見え隠れしているのでしょうか、面談そのものの満足度は決して高くはありません。一方、採用支援数は多数のエージェントの中でも上位10%には入っているようです。(某スカウトサイトの調査結果です)

じゃあ、求職者のことなんか一切考えないのかと言えば、それも違います。
なぜなら、求職者にはそれぞれの人生や考えがあり、それを否定する権利は私にはありません。

私ができることといえば、自身が担当している求人を紹介して、内定まで支援し、意思決定をするための補助くらいしかできないと思っています。

だから、自身の目で内定がでる可能性がそれなりに高い方にスカウトして求人を紹介することに重きを置いているというだけです。(そっちのほうが成約につながりやすいですし)

そのため、「この求人に応募しましょう」とか「内定承諾してください」とかそんなことは言わず、担当企業のプラス情報のみならずマイナスポイント(になり得そうな情報)を知っている限り伝え、求職者の判断を尊重することを大事にしています。

ただ、それでも求職者自身が「こうしたい」という欲や課題と紹介している求人がマッチしてるにも関わらず「受けない」とか言われると「え、なんで!?」みたいな本音は出ます。そこはご容赦ください。

対企業、個人に関わらず正直に仕事をしたいとは思っています。

医療機器業界専門でやっている理由

最後に、私が医療機器業界専門という肩書で仕事をやっている理由についても簡単に触れておきます。

それは、前職で「医療機器チーム」のメンバーとなり、最も知識のある分野が医療機器だからです。なんだかんだでこの肩書で10年くらいこの仕事をやっているのでそれなりの知識と実績はあると思います。

実際、営業、サービスエンジニア、薬事、品質保証、学術、マーケティングなど幅広い職種で採用支援を導けており、昨年の内定承諾率は90%を超えています。

もし、当該記事をご覧になった採用担当者の方で仕事を任せてもいいかなと思ったらお声がけ頂けると嬉しいです。

ちなみに、医療機器専門と言いながらも最近は外資の自動車メーカーや産業機器分野のメーカーでも採用を決めているので医療機器専門という肩書が本当に正しいのか少し迷っている部分でもあります。

でもまあ、ブランディングは大事なのでこの肩書はとりあえずそのままにしておきます。

まとめ

本編ではラッパーのように私の仕事、自分の考えを伝えました。
ただ、韻やフローはない文章の羅列なので面白くなかったら申し訳ございません。

自身はこんな感じのビジネス観、仕事観で日々転職エージェントという仕事をやっていますので、私に転職を依頼したい方、採用を任せたい担当者の方、私と働きたいと思う奇特な方などお声がけ頂けると嬉しいです。


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