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実店舗を出すことになりました

こんにちは!
パティシエの鈴木です。

オンラインでケーキ屋を運営しています。

この秋に、実店舗を出すことになりました。
これまでオンラインショップだけで自分の商品を販売していたのですが、色々と考えて、色々と考えて、さらに色々と考えて、実店舗を出すことにしました。

場所は東京都文京区湯島です。
湯島天満宮から100mほどの場所で、最寄りの湯島駅から徒歩10分くらいの場所にパティスリーを出店します。

店舗ではチーズケーキやガトーオペラだけでなく、20種類前後の生菓子、20種類前後の焼き菓子、その他引き菓子など結構しっかりボリューム多く展開していきます。

これまでオンラインショップだけで経営してきて、他にもコンサルティングであったり卸も受注して、一応順調に運営はできていたのですが、ここに来てなんで実店舗を出すことにしたのか。

それは、これまで製造場所を間借りして営業してきたのですが、さすがにそろそろ難しくなってきちゃったからです。

卸にしても引き受けられる質的な問題ができてしまって、買い手としてはこういうパッケージでこういう形で納品してほしいというリクエストがあった時に、間借りの場所では引き受けられる限界があるんですね。
そういう依頼は残念ですが良いビジネスでも断ってきました。

オンラインショップも安定した注文をいただき、イベントに合わせて売上も増加しますが、いかんせん間借りなのでストックしておける場所に限りがあって、今後事業をどれくらい広げていけるか悩みどころでした。

6月くらいにはどうしようか悩んでいて、そんな時にぶらぶら湯島近辺まで散歩に行ったんです。

湯島の駅から路地を通って谷中珈琲のカフェでアイスコーヒーを買って、湯島天満宮で参拝して、境内を散歩して、テレビで話題になったサカノウエカフェを見に行って、なんだかすごいエネルギーをもらった気分になったんです。

「湯島イイ!湯島めっちゃイイ!」

って、なんだかもうすごくしっくりきちゃって、ここで商売してみたいと強く感じました。

そのすぐ後に、手伝ってくれているスタッフが調べてくれて湯島の空き物件が2つ見つかりました。

不動産に連絡をとって内覧に行って、2つの物件のうち1つをすごく気に入りました。

ちょうど湯島天満宮からサカノウエカフェまでの通り沿いにある1階の路面店。賃料も手が出ないほど高くなく、製造場所と売り場面積は理想的なサイズでした。

ただ、うちはオンラインショップの梱包資材が6畳分くらいあるので、倉庫は別に借りないといけない。

それでも物件を見た時からすごく良いフィーリングがあって、ここでいける!って自信が湧いてきたんです。

絶対に自分が借りたいという熱い気持ちを大家さんに伝えて、銀行から融資を取り付けるから他には貸さないで欲しいと伝えて、そこからバタバタと銀行との話がスタートしました。

結果、無事に融資を受けることができたんですが、融資に関しては自分の経験が他の人の役に立てばいいなと思うので、また別な機会に詳しく書きます。

そんなわけで、10月後半か11月前半には湯島にパティスリーをオープンします。

店名はドゥ ボンヌ オーギュル De bonne augure。「縁起の良い」という意味を持つお店です。

オンラインショップを始めた時に書き始めたnoteですが、今後は実店舗についても書いていければと思います。

2022年8月14日
鈴木 崇志


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