【報告:2024年3月】リカバリーの学校すぎなみ
◇日時:2024年3月9日(土)10:00ー11:30
◇内容:リカバリー~ 疾患がありながらも充実した人生は送れます~
対話テーマ「今だから話せる失敗・失敗から学んだこと」
■テーマを選んだ背景
病気などの困難が訪れた時、その困難をなかったことにするのが目指すべきところなのか?リカバリーには回復以上の意味があり、無限の可能性があるという。リカバリーの学校すぎなみ第2回として、精神疾患があっても充実した人生は送れるという内容のページを輪読した。読み終わった時点で「役割・責任・達成感の項目にある『失敗から学ぶ』ってどういうことだろう?」「そもそも失敗とはどんなこと?」という問いが参加者から出たので、対話テーマは各自の失敗経験談を話しながら考えてみようということになった。
■対話した内容
■参加者の声
・疾患と失敗にはつながりがあるのではないかと思いました。失敗について考えることは、人生を考えることにつながることがわかりました。
・自分が関わるプロジェクトで「人を頼る」大切さに気付いたので相手に合わせすぎないで運営を変えていきたいと思いました。
・楽しかったです。もう少し(+30分くらい)あってもいいかなと思いました。個人的には、そろそろ「当事者」であることをウリにはしたくないようになっているので、放せるといいなと思っています。
■主催者から
・失敗したことで、対策を講じたり、次の機会に改善したりできる
・他者から指摘されて気づく自分のこと →まだ伸びしろがあると考えることができる ・助けを求める、人を頼ることができるようになる
・世間的に失敗に見えても自分がそう思っているかどうかは別
・予想と違った結果でも失敗とは限らない
・他者との関係性を考えつつ自分の気持ちを大事に
・「自分」が選んで、選び続けていく
「目的・目標とは」「線的(≠点)」「アイデンティティ」というキーワードが対話の終盤に出てきた。自分自身が選び行動したことに対して、周囲・他者からの反応がある。まさに、失敗談をリカバリーの道のりとして語り合うことができたように感じた。
【使用テキスト】
リカバリーの学校の教科書ー精神疾患があっても充実した人生を送れます!ー 飯野 雄治・中原 さとみ リカバリーキャラバン隊 著
リカバリーの学校すぎなみは患医ねっとと”なお”の共催で、5回シリーズを予定しています。https://kan-i.net/
次回のお申し込みはこちらからお願いします。
https://recovery03.peatix.com/
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