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近未来都市への憧れ

夕焼けの空を見ていると、何十年前のことを思い出します。それは私が幼かった頃の思い出でした。しかし、何故、真っ先に夕焼けの空を見上げていると過去の記憶を思い出したのでしょうか。最初から、疑問に思われることもあるかもしれません。それには、幾つかの条件みたいなものがあります。まずは、何十年前(=約30年前)であること、夕焼けの空が見える(=ある程度、地方の田舎であったこと)、そして近未来都市への憧れがあったということです。その当時に生まれて、このような3つの条件がイメージにあると、大抵の人は同じような思考に走ってしまうものです。もちろん、こういう同じ環境で育った方はいないので、私の主観です。

しかし、一般的な極論をいうと、熱いからアイスクリームが食べたい、少し冷たくなってきたから暖房を入れようというように、人間に限らず、地球上の動物は何らかの反応による動きを持っています。一番、典型的な例として、今年と来年を比較して、ガジェット系の方がiPhone やiPadなどの発表があった時のことです。今年出るものと来年出るもののスペックや処理速度が10分の1になっていて、価格据え置きということはまずありません。これには、半導体の集積にムーアの法則というものがあって、指数関数的に近い値で発展しているからです。従って、今年スコア100を出したものが、スコア120になることはあっても、同じ値段で100を基準にしたものが10になることは絶対にありません。そういう先入観が必ずあるので、もう少ししたら、もっと性能が良いものが出るのだという常識の中にいます。

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