【読書サークル】おすすめ本の紹介
こんにちは、読書サークルのブロウです。
今回は読書サークルの活動の一環として、本のレビューを掲載させていただきます。
巷には子育てに関する書籍が溢れていますが、一体どれを読めばよいのやら・・・。というわけで、少なくとも私が読んで良かったなと思える本を紹介させていただきたいと思います。
皆さんの読書生活の参考になれば嬉しいです。
パパのトリセツ/おおたとしまさ著
〜この本を読んでほしい人〜
パパにもっと家事・育児に携わってほしいと思っているママさん
家事・育児のことでいつもパパにイライラしているママさん
家事・育児を頑張っているけどいつもママに叱られているパパさん
〜概要〜
全自動洗濯機、食器洗い乾燥機、お掃除ロボットなどの優良家電を凌駕する機能をもつパパロボット。母乳を出すこと以外はなんでもできる。ただし、アプリのインストール次第(笑)
ママがパパをイクメンロボットに育てあげるための本です。
パパをおだてて、気持ちよくさせながらコントロールすることで、自律型の家事育児ロボットに育てていく方法が書かれており、パパに育児参画してもらいたいママにはぜひ読んで、活用してほしいなと思います。
ママ向けにはなりますが、パパが読んでみても「そういう言い方をされると嬉しいな・やる気が出るな」とか、「ここは確かに大目に見てほしいところだよね」とか、「こういう意識の違いがあることをわかってもらえると助かる」とか、まさに共感の嵐。
これらのことをママに実践してもらえたら、もっと子育てや家庭環境が楽しくなるだろうなと期待できる、そんな内容でした。(奥さんが素直に読んでくれるかが課題なのですが・・・)
〜この本から学んだこと〜
パパをママとは違う角度から子育てにかかわる自律型ロボットとして育てる。
パパに家事をしてもらう時は、お願いモードでやらせてみて、まかせて、ほめて育てる。多少の失敗には目をつむり、手を出さず、どんな結果に対しても「ありがとう」を伝える。
夫婦ゲンカを子供に見せ、上手なケンカ、仲直りの手本を見せてあげる。
世界一楽しい子育てアイデア大全/木下ユーキ著
〜この本を読んでほしい人〜
楽しく子育てをしたいと思っている人
子供のイヤイヤに困っている人
〜概要〜
アパレル店員やテーマパークのキャストになりきっておむつ替えをする”おむつ替え動画シリーズ”がバスり、子育てインフルエンサーとして活躍する著者。
おむつを替える、お風呂に入れる、ご飯を食べさせる、寝かせるといっためんどくさい、やりたくない、疲れるといった大変な育児が軽くなるようなアイデアが満載です。
著者の動画のように完璧にマネできなくても、それっぽく振る舞うことで自分でもちょっと面白くなってきます。
また、「嫌がる我が子をお風呂場に連れて行くのに一苦労」という対処法で紹介されていた「電車ごっこで出発進行!」という方法を実践してみると、驚くほどすんなりお風呂場に連れて行くことができました。
同じ大変な育児でも、親の気分次第で随分と楽になる、子供をうまく乗せることで大変を回避することができると実感できました。
通読する必要もなく、困った育児に対して、その箇所を読んで参考にするといった使い方として、手元に置いておいて損はない本だと思いました。
そして、何をやってもダメな時はあり、そういう時は「低気圧のせい」と思うこと。「うまくいかないのは、子どものせいでも、パパやママのせいでもありません。」という言葉に強く共感できました。
〜この本から学んだこと〜
子供が思い通りにしてくれないときは、どうすれば楽しくのせられるか考えるようにする
嫌な育児に対し、自分が楽しく取り組めるような設定など考えてみる
何をやってもダメな時はある。それは誰のせいでもなく、低気圧のせい(笑)
〜おまけ〜
パパ育コミュにも参加してくださっている”中たんぺい”さんが小学館の育児メディアで木下ゆーきさんに取材されたそうです。
よろしければこちらもご覧ください。
マンガでやさしくわかるパパの子育て/小崎恭弘著
〜この本を読んでほしい人〜
第一子が産まれる前のプレパパ
赤ちゃんが産まれて間もない新米パパ
育児を何から始めたらよいか悩んでいる新米パパ
〜概要〜
パパの育児・家事への携わり方について、マンガを取り入れて分かりやすく解説してくれています。
マンガ以外の部分も読みやすく、パパの育児マインドから、育児を取り巻く環境、実際の育児・家事、ママと子どもへの接し方、ワークライフバランスの考えなど幅広く取り上げてくれており、これからパパになる方には、お勧めしたい内容でした。
パパが育休を取得するメリットについても触れられておりましたので紹介します。
子供:子供の育ちは多様性の中でより豊かになる。パパとの関わりが増えることで子供の人間性の幅が広がる。
ママ:出産後のダメージは相当なもので、身体的なダメージは言うまでもなく、精神的にもホルモンバランスが崩れることでマタニティブルーになることも少なくない。その間にサポートしてもらえるのはママにとって大変心強い。
パパ:我が子の可愛さを実感できる。夫婦ともに子供を育てることで、「家族を作る」という意識がより強いものとなる。
〜この本から学んだこと〜
パパの育児参画は①子ども、②ママ、③パパ、④企業、⑤社会が幸せになる。
パパの育児・家事を『手伝う』という発言、この発言自体が主体性に欠けており、自分はアシストだと潜在的に思っている証。
パパとママがライバルにならず、お互いの良いところ、得意なところを活かして子供と関わっていく。特に遊びについては、ママとは別の遊びをする。
経済性や効率が価値観の中心に位置づけられている昨今、子供は一番対角の存在で非効率的で不経済。そんな子供と共に歩むためには、大人の「余裕」が必要。
・「時間」の余裕:子供と直接関わる時間を持つこと
・ 「心」 の余裕:イライラしない
・「育ち」の余裕:子供の成長を待ち、信じること
以上、ありがとうございました。
皆さんの育児のお悩み解決の一助になれば幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
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