【パパ育・活動報告】読書サークル7月「育児書の内容を実施した経験談①」
パパ育読書サークル、7月のイベント報告です!!
読書サークルは7月にサークルの定例会を行いました。
今回のテーマはこちら!
しかしながら今回は諸事情で参加メンバーが少なく…
8月は再度同じテーマで定例会を行う予定です。なので8月にまた同じテーマにて活動報告をする予定です。
自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
私、読書サークルリーダーのむーむーが取り上げた本です。
モンテッソーリ教育とレッジョ・エミリア教育の研究をされている島村華子博士(児童発達学)による育児書です。
モンテッソーリ教育は、将棋の藤井聡太さんが受けた教育ということでいっときニュースなどにも取り上げられていたので、ご存じの方もいらっしゃる方もいるかもしれませんね。
この本は、子どもに取って良いほめ方・叱り方の基本的な考え方を説くほか、具体的かつ育児あるあるなシチュエーションごとにほめ方・叱り方が書かれており実践的な育児書になっています。
私自身、子どものほめ方や叱り方はこの本で説かれている
プロセスをほめる(ほめ方)
具体的にほめる(ほめ方)
質問をする(ほめ方)
だめ、違うは言わない(叱り方)
結果でなくプロセスに目をむける(叱り方)
好ましくない理由を説明する(叱り方)
親の気持ちを伝える(叱り方)
を意識して行う様にしており、非常に参考になる育児書です。
私は3歳と1歳の子がおり、特に3歳の子はイヤイヤ期全盛期なので、とりあえず「いやいや」言ってきますし、気に入らないことがあると下の子に八つ当たりするのはしょっちゅうです。
それでも声かけの仕方ひとつで、さっきまでいやいや言っていたのに素直に動いてくれたり、嬉しそうな顔をしたりと、効果あるなあと思うことはしばしばあります。
ただ、できるのは精神的に余裕のある時だけです。
仕事を終えて夜になって疲れている時や、集中したり考えたりしている時、急いで何かをしないといけない時には、上述のポイントを押さえたほめ方・叱り方はほぼできません。
というのも、ポイントを押さえたほめ方・叱り方は、状況を見て子どもの気持ちを推察して、かける言葉を考えないといけないので、消費するリソースが大きいのです。
特に叱る方は難しく、つい声を荒げてしまうこともあります。
そういう時は自己嫌悪もありますし、子どもも傷つくので後でなるべく謝る様にしてはいますが、常に実践するのは難しいと感じています。
育児書はいくつか読みましたが、大抵の本は「うまく行った時の効能」「うまくいかせるテクニック」については触れますが、「うまくいかない時」についてはあまり語られていないように感じます。
ほとんどの場合、「完璧でなくていいよ」と書かれて終わりです。
まあ効能を説く本でうまくいかないよって話を書くものでもないのでわからなくはないですが、綺麗な上澄について語られているなと感じる時があるのも事実です。
肩肘張らずに、やれるところからやっていくという気楽なスタンスの方がいいのかもしれませんね。
最後に
読書サークルではメンバーを随時募集中です。
本が好きな方、好きでない方も大歓迎です!
興味を持たれた方は、下記のリンクよりパパ育のSlackアカウントを作成、「#202_読書サークル2023上期」のチャンネルに参加してください。