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yieldモニターセッションご感想16(直感に従って遠方から受けにきてくださった方)

〚間合いを用いて「ゆだねる」動きを引き出すボディワーク〛 ツイッターのプロフィール この言葉に惹かれて、よく分からないけれどセッションを申し込んでみたものの…

受けてみたい、というのは私の感覚でしかなく、これを万人に理解してもらうことは難しいです。ただ『今』『この私』に必要なものが降りてきたな、という直感でした。いろいろな偶然が重なった必然でしたね。そんな 『Yieding Enbodiment』

ファーストコネクテッド最大の収穫は『瞑想体験』でした。

仰向けで横になった状態から先生の経絡確認が始まります。私からは姿が見えません。気配…音とか風とか、外部に対して感覚はまだ敏感な状態です。思考が活発に働き、頭の中では言葉が大運動会中。

時折「今どんな感じですか?」と聞かれます。脳内のおしゃべりをぐっと退け、自分の身体の状態を言葉にしてお伝えしていきます。それを繰り返しながら、少しずつ手足がピリピリしてきて、左手、左上腕、頭以外の感覚が切り離されていくよう…。

『まるで小人に首下を縫い留められたガリバーみたい』

思考だけが自分のもので他の感覚を全て明け渡す?委ねる?そう思っているうちに、タプンと波にのまれたようになりました。

脳内は『お喋り』をしていたのですよ。けれどそんな自分を俯瞰して見ている『もう一人の私』がいるような感覚。不思議としかいいようがないです。そして後から熟睡感が押し寄せてきました。

『これがもしかするとヨガの先生が常日頃おっしゃる瞑想ってやつなの?それとも私は人様のご自宅で眠ってしまったの?』少し焦りながら、正直にそうお伝えしたところ、先生も同時期に『眠く』なっていたそうです。空間を共にするだけでクライアントとの同調がおきていたのはすごいと感じました。

帰り道はお腹に幸せの塊を宿したような感覚でした。 どっしりとした自分軸ができて、足裏から地面と繋がっているようです。 母親の腕の中で抱かれる、温もり(経験)を携えた子供が持っている『根拠のない自信』?みたいなものもありました。

ところが…施術から5日目辺りで、蓋をして見ないようにしてきた自分の『負の遺産』がボコボコと湧き出て来てしまったのです。これまた忘れようとしてきた感情が流出。 もう今更どうしようもないことなのに、未熟だった自分、許せない自分、消してしまいたい自分に、気がつくと涙が流れている夢のような現実。 感情のジェットコースター。 もうホントにどうしたらいいものやら…。

逆にいうと『落とし前』をつけてこなかったから、こうも拗ねらせて?固執?していたのかもしれません。

もう私は居なくなりたい。

本心で、もて余す状態となっていました。

季節は『5月』 木々がぐんぐんと青葉を増やし、畑では野菜が育つ。まだ暗いうちから農家さんが活動を始めます。朝日で光る露、太陽で開くタンポポ。水田を渡る風に、夕陽で重なるシルエットが綺麗な山々の峰。 自分の感覚を開いて、自然の中に置いてみました。

『私は寂しかったんだ』『助けてが言えなかったんだ』『認められたかったんだ』 単発で浮かんでくる数々のワード。

たくさんのヒーリングを受けたり、パワーストーンを買ったりしてきたのだけれど満たされていなかったのね…。ベクトルを間違えてきたのね…。向き合う根底が違っていたのだな。

外に求めるのではなく、内側だったのだ。 いい子、できる子、物の分かる子を演じてきた私。

やめよう

今からでも遅くない。人に好かれる基準がすでにエゴだったんだ。手放そう。人のことなど知らない。私は自分の『心地よい』をセンターにしよう。

人との間合いも関係性も、相手に合わせず自分にしよう。
こうするのが常識、も手放そう。
たゆたう、その感覚のままに頑張らない。頑張ると無理がでる。無理、とは理が無いこと。
頭で分かっていたけれど、身体がそれに反応してきたのです。

つまりは↓
【身体もまた細胞の集合体です。身体全体としてもyieldが開始されると、様々な理由で途中で止まってしまった修復や調整のプロセスが流れ始めます。全体に動きが引き出された身体は新たな連携を見つけていきます。】

これを体験したのかもしれませんね。 揺れは何度も訪れることでしょう。自身の変化を否定せず、常識に囚われず、正直に進んだ先に何があるかは分かりません。

ただ『嫌な記憶』が薄れてきて、もういいんだよ、といわれているようです。 なぜならその時の私も全てが私だから。これも上手にお伝えするのが難しい感覚なのですが…

安全、安心とは、自己肯定に繋る最初の大切な土台なのかもしれません。

それを、感覚で組み立てて下さったお時間だったと思います。 本当にありがとうございました。

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