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デザインデータを作る時に気をつけておく事

長いことやってきた事の見直しや、新しい事の学習のためにNOTEを始めました。よろしくお願いいたします。
まず最初に何から書こうかと思ったのですが、WEBデザインのデータを作る前に考えておいたほうが良いことがありますので、そのあたりからさらりと書いていこうと思います。

1.いきなりデザインを作り始めない

まず最初にデザイナーが覚えておくこととしては、デザインデータは作って完成ではありません。そのデータはコーダーに送られ、そこからコーディングされて(更にそこからいろいろな工程を経て)はじめて実際の画面に表示されます。つまり、作ったデザインデータはそのまま画面には表示されないと言うことを頭に入れておく必要があります。
その部分を考慮しておかないと、思ったデザインが表示されないどころかトラブルのもとになったりします。

そこで、デザインの骨組みとしてワイヤーフレームを制作します。肉付けする前に骨組みを作る感じですね。
デザインする前に予めワイヤーフレームを制作し、デザインの幅、余白、文字の大きさなど、ベースとなる情報をここで決めてしまいます。
ある程度ワイヤーフレーム上で基本的なものが組み上がれば、その後のデザインも作成しやすくなります。

いきなりデザインデータから作成した場合、その基本的な情報も全部デザインデータから拾うことになります。シンプルなものでしたらそのままでも行ける場合はありますが、デザインが複雑になればなるほどコーディングに必要な情報が埋もれてしまい、コーディングがむずかしくなります。

2.作るデータの素材をどの様に取り扱うか考えておく

地味に必要なことなのですが、デザインデータをコーダーさんに渡す場合、コーダーさんはその素材データをどこから入手すればいいのかをデザイナー側が考えておく必要があります。
デザインデータから拾ってくるのか、別途素材をまとめた物を渡すのか、レスポンシブデザイン用の画像はどうするのか、PNGなのかSVGなのかコーディング時にCSSで作成するのか……
などなどデザインデータだけを見てそれを判別するのは結構難しいため、素材の準備方法は最初に考えたほうが良いと思います。


このような感じで、なるべく定期的にWEBのデザインについて色々と書いていこうと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。


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