都立中高一貫校の2021年度適性検査分析を今頃みつけました。(2021/2/3実施試験分)

受検後の子供の様子から、特に答案をもとにした採点や結果を確認するようなことも我が家ではしなかったので、このような速報があることを合格発表があったあとの昨晩知りました(当日午後、自分で適性検査2だけは解いてみましたが・・・)。

1.enaすごくない?

こちらのinter-edu.comは都内で塾を展開している学究社が運営しているサイトのようですね。enaという塾を展開されています。10時間以上、enaに通塾した人を対象に合格実績を上げられておりますね。

今日、偶然、街中を散歩していたら、enaの塾を駅前に発見し、確かに、同じような学校名と人数を記載した広告が掲示されていました。

たしかに、これを見たら通っていいないのは間違ってるんじゃないのか?と思えるくらいの人数が受かっていますね。

2. 10時間以上という境界の意味は何だろう?

10時間以上を合格実績にカウントするという意味について考えてみました(話からずれていますが)

10時間、30時間、50時間、100時間といったデータも知りたいですね。仮に毎週3日間、1回につき2時間通塾して、週末は4時間通塾した場合、一週間で14時間ですね。こんなに通塾するかは知りませんが。
2h*3days
4h*2days

1か月だと、14*4で56時間、1年間だと。700時間くらい通うことになるのでしょうか?

そこまでは通わないのでしょうか?よくわかっていません。夏期講習とか、冬期講習とか、テレビで昔見たことがある年末年始合宿とか、色々あるので、実はもっとあるのかも?と思ったりもします。

とすると、「10時間を基準にする理由」は何だろう?と思ったりもしますが、それにしても、すごい実績ですね。1年間塾に通わせるのであれば、それをベースにした人数を知りたいところではありますが、まずは新規顧客開拓だと思えば、効果的な数値データですね。

さて、上記リンクの中に2021年2月12日現在、以下のようにハンドブックを提供しているようですね。どんな内容なのか興味深いところですが、我が家は手に入れていないのでわかりません。

画像1

都立中高一貫校の適性検査は、ここ数年、共同問題という各学校個別に作るのではなく、統一された問題をベースに実施されているのですが、それぞれの学校ごとに一部カスタマイズされているので、その部分を含めて難易度等を解説してくれています。例えば、桜修館中等教育学校であれば以下の通りですね。

別の学校に記載されていた一文がとても印象的でした。著作権もあるでしょうから中身は割愛しますが、「客観的」採点が可能って難しいですが、そのような問題であれば、採点者の感覚にゆだねることなく平等に採点されているのだろうなと推測できすばらしいなともおもいました。

問題が公開される前からこのような解説ができるということは

- 塾に通っている生徒が問題を持ち寄る
- それを完璧に解ける先生が多数いる

っていう証でしょうね。うちの子供は、適性検査が終わったあとは、もう、他のことは考えたくないって感じでしたので、塾に行き、採点をする子供たちはとてもたくましいなって想像していました。

3.その他のサイト

さて、2月14日時点で検索してみるとそれ以外にも適性検査について解説しているサイトがあります。

こちらのサイト、受検直前に我が家でも知ったサイトですが、なんと、受検当日に解説をしてくれていたみたいでした。全く気付かず。(関心ごとではなくなってしまったため)そして、よくよく見ると、作文では予想したテーマ、予想した本を的中させていますし、昨年も作文のテーマを予想して的中(立川国際のマイクロプラスチック)させていたみたいですごいですね。

上記サイトでは非常にむつかしいという採点結果が書かれていました。もし私がこれを当日にみて、子供に伝えていたら、もう少し過ごし方が違ったかもしれませんが、過剰な期待をすることなく、落ち込むこともなく合格発表をむかえられたので、今となってはどちらでもよいことだなとも思っています。


こちらは、二年前に受験されたお子様がいるサイトのようですね。二年後も分析されていることに驚きです。すごい情熱。


ということで、適性検査の解説サイトを掲載してみました。

5.親の役割

何も知らない両親が、子供に塾も通わせずに指導する場合、

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