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公立中高一貫校 6年生12月だろうと、最初は解けなくて当たり前

公立中高一貫校の適性検査は、小学校で習った知識をベースに読解力、分析力、思考力、そして、あきらめずに粘る心が求められている検査だと私は思います。これは、過去問を自分で解いてみたからこそ分かったことでもありますが、都立中の場合、出題の意図も公開されているため、確認ができます。

1.普通、解けるでしょ?いや無理!

「学校の授業でならったことが分かっていれば、じゃあ、解けるんじゃない?」と思うのは完全に間違いですね。理由は次の通り

- 問題文や資料のボリュームの割には時間がない。時間がない。時間がない。45分。

- 問題はシンプルではなく、様々なルール・条件に従って書くことが求められていること。

- 学校で習ったことを複数組み合わせる必要があり、答えにたどり着くまでに様々な条件にそった思考力が求められること

- 思考プロセスの説明を論理的に明確な文章でかく必要があること

理由はたくさんあります。あくまで、学校で習ったことを活用できること、自分で考えて意見を持てること、そして、それを説明できることが必要なわけです。

2.学校で習ったことを活用できることの前提

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