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#8 体外受精にむけて、痛いと噂の卵管造影検査を受けてきた

体外受精の治療を受けてみよう、と決意した私たちは、
2021年12月末、紹介状をもって高度な生殖医療も扱っている大きい病院に行ってきました。
 
これまでの治療歴や家族構成など、細かいアンケート用紙に記入をし、それをもとに今後の治療を決めていきます。
治療をはじめるにあたり、病院で行われる体外受精説明会に参加し、夫の精索静脈瘤の手術から3か月ほど経たないと正確な精子の数も測れないため、時期的にも翌年4月からの保険適用にあわせて、体外受精にむけて準備をしていこうということになりました。
 
子宮鏡検査に卵管造影検査、各種ホルモン値や空腹時血糖値を測るための血液検査では数えきれないほど大量に採血をしました。検査をすべて受けるだけで3万円弱。
その前には精索静脈瘤の手術でも8万円ほどかかっていたので、この時期お金はどんどん治療費へかかっていきました(体外受精になればもっとですが…泣)。
 
このうち、卵管造影検査は痛い、というのをいろんなところで目にしたので、恐る恐るでした。
私の通っている病院では、卵管造影を受ける人のために時間枠が設定してあり、その日は他にも2名、同じ検査を受ける方がいらっしゃいました。
 
専用の手術着のような服に上下とも着替え、順番待ちです。
1人が検査を受けている間、もう一人の方と不妊治療についてお話する時間があったので、お互い大変ですよねー!卵管造影、不安すぎます…私もです!と励ましあうことができ、それで恐怖心を紛らわすことができました。
年末だったこともあり、夫も一緒に来てくれたので心強かったです。
 
肝心の痛みはどうだったかというと、
左側だけ、生理痛のような鈍痛がありました。
 
そもそも卵管造影は子宮の中に造影剤を流し込み、子宮の形や卵管の通りをみる検査なのですが、ポリープがあったり、何か不具合があったりすると、うまく造影剤が卵管を通って流れ出ることができず、子宮や卵管の中の圧力が上がって痛みが生じるそうです。

なので、特に問題がなければ基本的にそこまで痛みはないと思います!
(もちろん個人差はあります)
 
その後の子宮鏡検査の結果とあわせて考えると、私の場合は小さなポリープができていたり、そもそも左の卵巣にチョコレート嚢胞があることもあったりするので、卵管が何らかの原因でつまっているのではないか、ということでした。
いずれにしても、右側は機能していて問題ありませんよ、ということだったので、喜んでいいのか分かりませんが、こわい検査は終わってひと安心でした。 

つづく>>

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