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「お盆ってこうだよな」の話

お盆休みも残すところあと1日って方が多いのでしょうか。

家族旅行、帰省、買い物に観光、今こそ稼ぎ時とお仕事をされていらっしゃる方、自宅でのんびり、友達や恋人と遊ぶなどなど。

色んな過ごし方がありまさぁな。


僕自身はと言うと、カレンダー通りに休める仕事についていたことがないので『お盆=道が混んでイライラする』程度のイメージだったわけですが、そもそものお盆の意味合いとしては、ご先祖様をお迎えし、日頃の感謝を伝え供養を願うみたいなことなわけです。

出身は兵庫県なのですが東京に長く住んでいたこともあり、物理的距離もあるせいかそもそも『お墓参り』をするといった習慣がまるでなく、あまりピンと来ないってのが本当のところ。


そんな中、現在は青森県の八戸市という場所にいるのですが、お盆の雰囲気が東京のそれとは全くもって異なります。

ちなみに「なぜ八戸市にいるのか?」というのは話せば長くなってしまうカクカクシカジカがございまして…


宜しければこちらをお読みくださいませ。


東京との圧倒的な違いは、そこいら中にお寺がありほとんどのご家庭が檀家になられていることでしょうかね。

東京のイメージだと、『地方かもしくは遠方にお墓参りに行く』ってのが定番ですが、ここ八戸では車で少し走ればあっという間にお墓に到着いたします。

近くのスーパーやコンビニでは、お花、供物、盛物、お線香、ロウソクなどのお盆セットがどこでも準備することができ、とにかく敷居が低くもはや当たり前の光景といった感じです。


実際にお墓参りへ向かうと、あちらこちらにあるお寺の回りは若干のお墓参り渋滞があり、駐車場はどこのお寺も軒並みパンパン。

たくさんのお墓には綺麗なお花が手向けられ、どこからもお線香のいい匂いがし、ほうぼうから薄っすら昇る煙がなんとも言えない趣を感じさせます。

老いも若きもお墓を掃除しご先祖様に感謝し敬う様子は、タイトルにあるようにまさに「お盆ってこうだよな」と思わずにはいられません。


核家族化が進んだ今、おじいちゃんやおばあちゃんから『迎え火』だの『送り火』だのを教わる機会ってほとんどありませんよね。

『キュウリの馬』や『ナスの牛』にも、ご先祖様が早く帰って来てゆっくりと帰って行くという意味があったりもしますが、こういうポタポタ焼きの袋の裏面みたいなことを教わるのも大事なことだな。

僕自身が年齢を重ねたってことも多分にありますが、こういう慣習も言葉に表すのは難しいけど「なんか素敵やん」と。


結局何が言いたいかわからなくなって来たので、ここいらで終わりにしたいと思います。

それでは、お盆休みの連休を満喫した方も、一生懸命お仕事をされていた方も、グダグダと過ごしてしまった方もみなさんお疲れ様でした!!

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