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TATTOOの話


実は4月からイギリスでの生活が
はじまった。

訳を話すと長いから今日は省略する。
題名の話。

ドイツにいた時、もちろんたくさん
tattooを入れている外国人がいた。

語学学校で仲良くなったチリの女の子が
『ゆき、次入れるタトゥーのデザイン
考えてよ!』って言ってきたり、
ロンドンへあそびにいったときに、
『今から一緒にタトゥー入れない?』
って言ってきたりするくらい、
タトゥーに対してのハードルが低かった。

当時の私は,興味はあったけど
デザインが決めきれないし、と
その時は断った。

帰国後,2年間は日本での生活。
タトゥーを入れたい気持ちがじわじわと
でてきて、今年4月にロンドンへ

デザインが決まったら入れよう、と
心に決めていた。

私の彼は日本にいる時から
タトゥー反対派だった。
理由は
『友達とか家族に紹介できなくなる』
というものだった。

"タトゥー"=反社会的、ヤクザ、社会不適合者
一生消えないものを入れて体を傷つけるなんて
ありえない。親不孝。

なんでイメージがまだまだ抜けない。

だけど私は、とうとう素敵なデザインを
しているアーティストさんに出会った。
韓国の方だったけど、たまたまロンドンに
来るということで,すぐに予約した。

そして、初めてのタトゥーを入れた。

ドキドキしたし、前の日は『本当にいいの?』
なんて,自問自答もした。
けど、それが"わたしらしくいられる"証な
気がした。

人間て,そんな強くなくて、でもさ
やりたいことやりたいし、好きなもの
好きって言いたいんよね。
それを表現するツールがタトゥーであり
なによりファッションであると思ってるから。


でも、タトゥーを入れたことで,自分が
"マイノリティ"であることなんて
最初からわかっていて、それを日本で
認めてもらおうとか、周りに認めてもらいたい
なんで大きなものを持ってるわけじゃない。

要は,自己満足。

見せびらかしたいとかって気持ちが0な
わけでは、ない。ただ海外では、出せる
時に好きな服きて、思いっきりお洒落を
楽しみたい。

ちなみに,帰ってパートナーに見せると
あまり良い顔はしなかった。
"あーあ、もう消えないよ"とだけ言われた。

タトゥーを入れるのに、強い思いとか
覚悟とか、時には必要だと思う。

けど、どうせ1度きりの人生なんだし
後々やりたかったなーなんて思うくらいなら
やっちゃう方がいいと思う。

自分が自分らしくいられるように
迷惑かけすぎないように自由に
みんなが居られる世界になりますように

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