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こどもの頃の記憶【幼少期の家の台所】

子どもの頃(3~11歳)に住んでいた家の台所のこと、なんだか急に思い出し…せっかくだから記しておくことに。(キッチンではなく.まさしく台所であった。)

記憶の発端は、音。
流しの排水口に生ゴミを砕く装置があって…母が洗い物を済ませた後、ソレのスイッチを押すと
ガガガガガーッと.けたたましい音を鳴り響かせ作動するシロモノだ。
音だけの記憶で.その装置についてはよく知らない。
排水口の中(?)に付いてる刃がくるくると回ってゴミを砕いていたのだと思うけど… きっと母から.そこに触れてはいけないと言われていたのかも。それに、ソコを覗き込んで見るほど.私はその装置に興味が無かったのだと思う。
強烈な音だけが.ふと思い出された。
記憶って不思議で…
その強烈な音を皮切りに、流しの位置→窓の位置→茶箪笥や冷蔵庫の位置…と次から次へと当時の台所が見えてくる。掃き出し窓の外には大きなゴミ箱があったと思う(←コレはうろ覚え)。
冷蔵庫には水を入れるタンクが内蔵されていて.ドアに付いたレバーにコップを押し当てるとドアを開けずとも冷水を注いで飲める仕組みになっていた。母や兄は覚えているだろうか。弟はまだ小さかったから覚えてなかろう。

リビングや.家の玄関先の写真は少しあるけれど、台所の写真は残っていない気がする。記憶の中だけに存在する貴重なもの…という気になって書き留めたくなった。

忘れて消えてしまわないように。
またいつでも思い出し、その続きを引っ張り出せるように( ᵕᴗᵕ )




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