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【竜の未来を担え】中日ドラゴンズ プロスペクトランキング2021冬

こんにちは、pasta(@pasta_lgm)です。

昨シーズンの開幕前に"中日ドラゴンズプロスペクトランキング"を作成しましたが思いの外たくさんの方に読んでいただきましたので、2021冬バージョンを作ることにしました。前回の記事はこちらです。

pasta的プロスペクトランキングについて

新人王資格のある選手に限定しています。
・海外のプロリーグでプレーした経験がないこと
・支配下選手に初めて登録されてから5年以内
・投手として前年まで一軍の登板イニング数が30イニング以内
・打者として前年まで一軍の打席数が60打席以内

評価方法はMLBで主流になっている20-80スケールで行います。
20-80スケールは簡単に説明すると偏差値です。50をNPBの平均的なレギュラーとして各項目ごとに評価していきます。
20-80スケールの詳細については以下の記事が参考になります。

③評価項目は以下の通りです。
野手:ミート/パワー/走/肩/守備/総合
投手:ストレート/変化球/コントロール/総合

MLB公式のプロスペクトランキングを参考にして作成しています。興味がある方は是非ご覧ください。

それではpasta的プロスペクトランキングを発表していきます!

第1位から第3位

第1位 石川 昂弥

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Position 三塁手 Age 20 2年目 右投右打 (前回1位→1位)
ミート: 65/パワー: 65/走: 50/肩: 60/守備: 60/総合: 70
1軍成績 14試合 打率.222(36-8) 打点1 本塁打0 出塁率.300 OPS.578
2軍成績 58試合 打率.278(205-57) 打点24 本塁打3 出塁率.374 OPS.754
寸評
走攻守全てにおいてレベルが高く、球界を代表する選手になる可能性を秘めているドラゴンズのトッププロスペクト。
特に打撃技術が素晴らしく、1年目からルーキーらしからぬ成績を残した。やや本塁打が少ないのは、"遠くへ飛ばす、高く上げる"というよりかは"広角に鋭いライナーを飛ばす"意識で取り組んでいるからではないだろうか。
1軍初打席初ヒットを放った後、21打席連続ノーヒットに陥るもその後は打率.438(16-7)と1軍でもやれるところを見せてくれたので、今シーズンも1軍でそれなりの打席数を与えて欲しい。賛否両論あるが、個人的には一旦外野にコンバートして、本職のサードに戻すべきだと思う。

第2位 石橋 康太

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Position 捕手 Age 21 3年目 右投右打 (前回ランク外↗︎2位)
ミート: 60/パワー: 60/走: 45/肩: 60/守備: 50/総合: 60
1軍成績 なし
2軍成績 53試合 打率.294(143-42) 打点22 本塁打3 出塁率.342 OPS.817
寸評
アマチュア時代から打撃に定評があったが、昨シーズンはその才能が開花した。規定打席未到達にも関わらず二塁打数17はウリーグ1位と立派な数字。
肩が強くスローイングや守備も及第点。キャッチャーとして生き残れると思うので他ポジションにコンバートさせることなく、1軍でキャッチャーとしての出場機会を与え経験を積ませて欲しい。今すぐとは言わないがエース大野の専属キャッチャーから始めてみてはどうだろうか。

第3位 高橋 宏斗

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Position 投手 Age 19 1年目 右投右打 
ストレート:65/変化球:60/コントロール:60/総合:60
寸評

最速154キロの力強い直球を武器とするドラフト1位ルーキー。高2時点で超高校級の存在ではあったものの、高3になって一段と球の力が増したところを見るにまだまだ伸び代がありそう。ドラゴンズのエースはもちろん、球界を背負うような選手へと成長して欲しい。

第4位から第7位

第4位 石垣 雅海
Position 三塁手 Age 23 5年目 右投右打 (前回2位↘︎4位)
ミート: 55/パワー: 60/走: 50/肩: 55/守備: 55/総合: 55
1軍成績 25試合 打率.121(33-4) 打点1 本塁打1 出塁率.147 OPS.359
2軍成績 40試合 打率.372(137-51) 打点21 本塁打5 出塁率.419 OPS.988
寸評
パワフルな打撃が持ち味の選手だったが昨シーズンはアプローチも大幅に向上。7月以降は2軍で好調をキープし、満を辞して1軍に昇格するも結果を残せなかった。もう2軍でやることはなく、今シーズンは5年目ということもあり1軍で結果を残すのみ。高橋周平や石川昂弥がいるので、セカンドか外野へのコンバートが必要になってくる。

第5位 岡林 勇希
Position 外野手 Age 20 2年目 右投左打 (前回ランク外↗︎5位)
ミート: 60/パワー: 45/走: 55/肩: 60/守備: 45/総合: 55
1軍成績 6試合 打率.286(7-2) 打点0 本塁打0 出塁率.286 OPS.571
2軍成績 64試合 打率.285(214-61) 打点15 本塁打0 出塁率.333 OPS.679
寸評
走攻守に躍動感を感じさせる高い身体能力を武器とする外野手。ファームでは終盤にやや失速したものの1年通してハイアベレージを維持し、1軍初ヒットも記録した。ルーキーとは思えない洗練されたアプローチは素晴らしいが、2軍でもホームラン0のパワーレスと守備力は課題。特に1軍に定着するためには、平均レベルの守備力は欲しいところ。

第6位 森 博人
Position 投手 Age 23 1年目 右投右打 
ストレート:60/変化球:55 /コントロール:50/総合:55
寸評

回転数の多い最速155キロの力強いストレートが武器。少しクロス気味の投球フォームから繰り出すボールには角度があって右打者は打ちにくいのではないだろうか。短いイニングであれば、1年目から戦力になれると思う。

第7位 土田 龍空
Position 遊撃手 Age 19 1年目 右投左打
ミート: 50/パワー: 45/走: 55/肩: 55/守備: 65/総合: 55
寸評
アマチュア時代はセンス抜群の遊撃守備でその名を全国に轟かせた。ゴールデングラブ常連になる可能性を秘めた遊撃守備は間違いないものなので、打撃でどれだけインパクトを残すことができるかが重要になってくる。

第8位から第10位

第8位 マルク
Position 投手 Age 25 4年目 右投右打 (前回10位↗︎8位)
ストレート: 55/変化球 50/コントロール: 45/総合: 50
1軍成績 3試合 3イニング 3奪三振 防御率 12.00 WHIP 2.67
2軍成績 23試合 22イニング 15奪三振 防御率 2.05 WHIP 1.09
寸評
昨年支配下に昇格した変則的なフォームが持ち味の右腕。ただ1軍レベルの選手相手にはあまり変則フォームが通用していなかったので、全体的なレベルアップが必要。もう少しフォームをシンプルにした方がコントロールも安定し、直球に威力が出ると思う。

第9位 橋本 侑樹
Position 投手 Age 24 2年目 左投左打 (前回ランク外↗︎9位)
ストレート: 60/変化球 50/コントロール: 45/総合: 50
1軍成績 14試合 17イニング 13奪三振 防御率 7.41 WHIP 1.94
2軍成績 13試合 19.1イニング 13奪三振 防御率 3.26 WHIP 1.14
寸評
昨年はカウントを悪くしてからの痛打というシーンが目立った。持っているボールの質は悪くないものの、"左で投げてるだけ"という感も否めなく、左投手の利点や素材を活かすためのフォームや投球スタイルの変更など工夫は必要かもしれない。

10位 根尾 昂
Position 遊撃手 Age 21 3年目 右投左打 (前回9位↘︎10位)
ミート: 50/パワー: 55/走: 50/肩: 60/守備: 45/総合: 50
1軍成績 9試合 打率.087 (23-2) 打点0 本塁打0 出塁率.160 OPS.247
2軍成績 71試合 打率.238 (282-67) 打点33 本塁打5 出塁率.286 OPS.637
寸評
プロ初ヒットを放つなど打撃面で多少の改善は見られたものの物足りなさは否めず、問題のスローイングにも目立った改善は見られなかった。期待の若手が多いだけに、打撃により磨きをかけ、遊撃手を捨てて外野一本で勝負をかけるぐらいの覚悟がないと徐々に立場が苦しくなってくるかもしれない。

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https://www.chunichi.co.jp/article/77296https://www.chunichi.co.jp/article/91275https://www.chunichi.co.jp/article/143891https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK30438_X10C19A7000000

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