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合格体験記からわかる。高校生がいますべきこと。受験の辛さ。横浜国立大学合格体験記 高校3年生(春)編

こんにちは。

今回は、高校3年生を書きたいと思います。

前回の記事にも参考書やオススメ勉強法など、役に立つ情報が盛り沢山ですのでぜひ読んでみてくださいね♪

高校2年生編はこちら
高校1年生編はこちら 

さて、高校2年の2月にセンター同日受験で英語8.5割、数学6.5割を取ることができたところまで話しましたね。

それを終えて塾をやめ、高校3年生になったところから始めます。
遠慮なく現実を突きつけてくる模試、迫りくるセンター試験などなど、受験の厳しさをできるだけリアルに伝えたいと思います。

では、行きましょう♪

高3 春

高2の冬に京都大学の理学部に進みたいと考え、それに向けて勉強を進めていました。


高2の2月まで、受験勉強としては英、数しかやっていなかったのですが、3月からは物理、化学、古文も並行してやりました。 

〜大学受験の厳しさ〜

高3の春で英数の基礎が固まってなかったら現役での難関国立大学合格はかなり厳しい道のりになることを覚悟してください。

英数に時間をかけていたら理科、社会などの短期集中科目に時間を割けないからですね。


難関国立大というのは東大、京大、一橋、東工大、東北、北海道、名古屋、大阪、九州、筑波、千葉、横浜国立、神戸あたりですね。
もちろん他にもあります。

ちなみにですが、東大、京大、一橋、東工大に関しては英数の他に1科目得意な科目がないと厳しいです。

さらに高3の春に2次試験でも、ある程度は戦えるレベルが求められます。
それくらい難しいです。

私立で早慶を目指している方は、理系なら英数、文系なら英語が仕上がっていることが好ましいです。

早慶は東大、京大、一橋、東工大、他の難関大を受けた人が併願で受けてきます。 


つまり、基礎ができていない方はその状態から応用レベル以上まで仕上げないと合格は不可能です。

英数を1年で1から仕上げるのは殆ど不可能です💦

体験記に話を戻します。


物理、化学、古文は定期テストでは常に全力でやっていましたが、受験勉強としては何もやっていなかったので、1年で京大レベルに到達するのは天才でなければ不可能です。  

英、数も今思えば厳しいですね。。。
高3の春で2次試験レベルが解けないと厳しいです。


それに加えて京都大学の理系に受かるにはセンターで最低でも8.5割、2次試験はとんでもない難易度の国、数、英、理科2科目の5科目を受けてなければなりません。

 
凡人の自分にはもちろん無理です。。。

東北大学も考えました。


しかし現役での難関大学合格にこだわっていた自分は、物理、化学を応用レベルまで仕上げるのがとてつもなく大変だということに気づきました。


英語、数学は心配はいらないと思いますが。

あくまで可能性を考慮した結果です。


努力次第では可能だったと思います。
理数系科目の方が得意なので。。。

そんなこんなで理系国立よりも文系国立大学の方が可能性があると思ったんですね。

数学は得意ですし、日本史もかなり好きで得意でした。

理科2科目を極めるより負担はかなり減ります。

そこで文転し、数学、日本史の2次試験があり東大京大よりも敷居が低い一橋を目指すことにしました。

2時試験科目は、英語、数学、日本史、国語です。
この科目を中心に11月まで勉強していきます。

当時は行けると思ってました。
自信満々でした。。。  

一つ懸念があるとすれば国語が苦手だということ。

5月に文転したことで、4月に詰め込んだ理科や数Ⅲは無駄になりました笑


定期テストを頑張った時間も全て無駄です。
数Ⅲでは何回か学年1番を取ってました。。。

やるしかありません。


5月の半ばに部活の引退試合があったため、それまでは部活も全力でやりました。 


勉強のために部活を犠牲にするのはあんまりよくないと思いますね。。


メリハリにもなりますし、何より皆でハンドボールをしてる時間は楽しかったです。


引退してからは、毎日10時間以上の勉強は当たり前のようにしてました。  


ご飯、風呂以外は全て勉強。


登下校の自転車の時間は速読英単語の必修編の長文のCDを2倍速にしてずっと聞いてました。

学校の授業は全て内職して自分の参考書をやっていました。

高2の定期テストで高順位を取っていたため、先生たちも容認してくれました。

高3になってからは受験≫≫定期テスト
ですので、定期テストは最低限の点数で乗り切りました。
日本史だけはクラス1番を目指して対策しました。


それに、英語、数学は基礎ができていれば定期テストでもある程度点数は取れます。 


英数は高2の時に頑張ったおかげで、受験対策に力を注ぐことができました。  

先生の状況にもよりますが、高3になってからは定期テストは対策しなくていいと思います。

使っていた参考書ですが、数学は前回紹介した通りの内容を夏休みまで繰り返しやりました。

英語ですが、単語帳は新しく鉄壁を買い、ポレポレも1つ上のレベルの参考書に変えました。



鉄壁は受験直前までずっとやってました。

20周以上しました。
英単語についてまとめてある記事はこちら

それと、英文読解の透視図です。

この参考書、東大、京大、一橋、早慶を目指す方、他の大学で英語を武器にしたい方は必ずやるべきです。

センター7.5割以上を取ってからこの参考書に移りましょう。

ポレポレをわかりやすく、難しくした参考書です。

音読も含め10周しましたが、本当に実力がつきました。 
難関大学の文章が苦じゃなくなります笑

日本史は東進の一問一答と山川の教科書です。

山川の教科書は内容がかなりまとまっていて、論述対策になるので、2次試験に論述がある方は是非読み進めることをおすすめします。

もちろん頻出範囲は調べてくださいね。
大学ごとに違いますので。

古文は古文単語帳を1冊。
自分は315でしたが、なんでもいいと思います。 

学校で配られたものをやってください。

問題集 古文上達 読解と演習45

これ一冊で基礎は完璧になります。
一橋の国語では最低限の点数を狙っていたため、基本的な参考書しかやりませんでした。

ちなみに、漢文は二次試験では出ません。

センター対策でのみだったので、まだやりませんでした。

文法書 マドンナ古文パワーアップ版

これは知らない人もいるかもしれませんが、かなりわかりやすいです。 

本当にやってよかったです。

助動詞の意味など、細かい文法がなかなか覚えられないという人はぜひやってみてください!

長くなりそうなので高校生3年の春で一区切りとします。

次はいよいよ高校3年の夏♪ 

勝負の夏休みに突入です。

お楽しみに〜。