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ライティングの型!伝えたいことが、伝わる。PREP[プレップ]法

こんなことありませんか?

・文章を書くのが苦手
・話す内容がまとまらない
・結論から言って
・説明がわかりずらい


伝えることが上手い人は「経験だよ」とか「場数が大事」と思っていることが多いようですが、それ以外にも話す順番をしっかりと決められて話していることが、わかりやすく伝わりやすい秘訣かなと思います。話す順番を決め切れないことに原因があります。
この話す順番を整理してくれるのがPREP法で、コピーライティングに限らず、文章構成の雛型としてビジネス文書などでもよく用いられます。



PREP法とは

結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、再結論(Point)の4つの単語の頭文字をとって名付けられ、PREP法を用いることで簡潔で説得力のある文章の作成ができます。

● P=Point(結論)
→最初に結論をシンプルな文章で表現しましょう。「圏論からいうと◯◯です」など、シンプルに伝えることで、相手にとってわかりやすくなります。

● R=Reason(理由)
→結論を伝えたら、その結論に至った理由や背景、実現できる根拠などを伝えて、聞き手の理解度をアップします。

● E=Example(事例、具体例)
→結論を証明するための事例や、具体的な根拠を述べましょう。そうすることで相手に安心感と信頼感を与えることができます。

● P=Point(結論を繰り返す)
→最後に再度結論に戻り、「だから〇〇」と伝えることで、聞き手はあなたの主張を納得・信頼・理解することができます。

PREP法に沿って文章を組み立てるだけで、簡潔かつしっかりと根拠がわかりやすく説得力のある文章や話し方をすることができます。また、この4つの段階に合わせてワード選定や文章の組み立てを行うだけなので初心者でもスムーズに読みやすい文章を作ることが可能です。ぜひ活用してみてくださいね。


PREP法のメリット

●情報の整理に使える
文章をまとめる上で最初にやるべきことが情報整理です。理由や根拠・事例や具体例などキーワードごとに、情報を集めることができるのでとても便利です。またそれぞれの深堀することで、考える力が身につき仕事においての課題を発見する力も身についていくでしょう。

●説得力が出る
PREP法は結論→理由→具体例→結論と流れがしっかりできているので、聞き手はひとつづつに納得しながら話の流れを理解することができます。また最後に改めて結論を伝えることで、強い印象を聞き手に印象づける効果もあります。

●短時間で意見が伝わる
結論から伝える構成になっているので、「何が言いたいのかわからない」などもう一度説明する必要がなくなっていくので短時間で理解してもらえます。そうすることで不要なやりとりを減らしながらコミュニケーションコストの削減にも繋がって行きます。

●文章を素早く作成できる
方向性が決まらないまま文章を作成すると、時間がかかってしまうことが多いですが、PREP法だと決まった方があるので、それをベースに方向性に迷うことなく、文章を組み立てるだけで完成します。


PREP法のデメリット

●感情に訴えにくい
PREP法は読み手に理解しやすいということが大きな目的なので、感情に訴える文章や物語などでは活用しにくいものになっています。

●押し付けがましくなる
端的でわかりやすい分、押し付けがましく聞こえてしまう場合があります。そういった時はワードや言い回しなどを、マイルドなものにしてあげると柔らかな印象を与えることができます。


PREP法の例文

【P=Point(結論)】
AirPodsは、めちゃめちゃ便利です。

【R=Reason(理由)】
何かをやりながら音楽を聞いたり、電話をしたり、オーディオブックを聞くことができます。

【E=Example(事例、具体例)】
家でも電話しながらお皿を洗っていたのですが、スマホに有線でイヤホンを繋がなくていいので、皿洗いの邪魔になりにくくスマホが濡れる心配もありません。

【 P=Point(結論を繰り返す)】
他の事をやりながらインプットも気分転換もいろいろできるAirPodsめちゃめちゃ便利です。 


いかがでしたか?PREP法に限らず、こうしたフレームワークを活用することで、文章作成が時短になり、さらにクオリティーの安定化にも繋がります。ぜひ日頃から活用してみてくださいね。
 

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