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意外と知らない!? WEBサイトを作る目的

WEBサイトを作ろうと思っているけど、どんなサイトをつくればいいのか、作るとどのようなメリットがあるのかはあまり知られていないと思います。また制作する目的を明確にすると制作するWEBサイトの種類が絞られます。今回はWEBサイトを作る目的を、3つに絞りまとめてみました。

1)ブランディング
2)業務効率
3)マーケティング

ブランディングとは、「顧客に持ってほしいイメージ」と「顧客が実際に持っているイメージを同一にさせる取組みと活動。

ブランディングの目的は会社・商品・サービスなどのイメージや価値、大切にしている世界観やコンセプトなどを伝え、生活者に共感・愛着を感じさせ浸透させていくことです。
その中でWEBサイトの役割は、WEBサイトを訪れた方に、ブランド(商品やサービス)の持つ価値観や世界観を体験してもらうことが狙いです。体験を通し認知して、興味関心を持ち、購入やサービスを享受してもらうことが目的となります。ブランディングを高めていくことで、販促活動やマーケティング活動にかかる費用対効果を上げて行くことにも繋がります。


WEBサイトは、365日24時間営業してくれる。

営業活動の視点では、「寝ている時も営業してくれる」というキーワードでWEBサイトの重要性を表現しています。広告からの導線やしっかり設計されたブランディング活動を行うことで、WEBサイトだけで集客ができたり、またECサイトを運営をする場合には、リアル店舗で出店する場合と比較して、店舗費用・雇用する人件費・設備投資費などの初期費用や固定費を軽くしたり簡略化することができ、経営や業務の効率化に大きく貢献できると考えています。もう一つ効率化をできるWEBサイトのツールとしてCMSの導入があります。

CMSとは「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、これを導入することで専門知識がなくてもWEBサイトの管理・更新が容易にできることから、更新性のあるWebサイトではCMSが一般的に導入されています。CMSで一番有名なものとして「Word Press:ワードプレス」があります。


売れる仕組みを作るマーケティング

マーケティングという言葉をよく聞くと思いますが、その言葉の定義って人それぞれでニュアンスが微妙に変わってきますよね?
「マーケティングとはお客様、クライアント、パートナー、そして社会全体にとって価値のある提供物を作成し、伝達し、提供し、交換するための活動、一連の制度、およびプロセスである。」と米国マーケティング協会は定義しています。
もう少しわかりやすく言うと、「売れる仕組みを作る事とその活動」と筆者は考えています。WEBマーケティングでは、多くの相手にアプローチし、届け・伝え認知拡大し、成約・購入まで繋げていくことができます。
身近なWEBサイトの種類では、コーポレートサイトとキャンペーンサイト、ECサイトなどがあげられます。
短期的に売上を作ることが目的のWEBサイトの場合、「買いたい!」と強く思ってもらう「折込チラシ」的な販促要素と「購入ボタン」や「申し込みフォーム」のような制約や購入を促す要素を一体化させるWEBサイトが多いです。また短期間での運用なので、縦長1ページで構成で制作されるケースがよく見られます。

目的に合わせたWebサイトの種類

【ブランディング】

■コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、企業や団体が自社の情報を発信するためのWEBサイトです。主に企業情報、事業内容、採用情報、IR情報などを掲載しています。企業の価値観や事業内容・提供サービスなどを伝え、イメージアップや認知度の向上を目的として作られることが多いです。。

■ブランドサイト
ブランドサイトとは、企業が自社の商品やサービスのブランディングを行うために作られるWEBサイトです。企業や商品・サービスのブランドイメージを高めるため、ブランドが大切にしてる価値観や、コンセプトなどを共感できるよう魅力的に伝えることが主な目的です。高品質で美しいデザインが多く、ブランドの価値観に沿ったインパクトのあるコンテンツが掲載されることが多いです。

■オウンドメディア
オウンド(情報発信)サイトとは、企業や個人が自分の専門分野に関する情報を発信するためのWEBサイトです。ブログやニュースサイトなどがこれにあたります。テキストや画像、動画などの多様なコンテンツを使い、ユーザーに情報を提供します。


【業務効率化】

ECサイト
EC(イーコマース:電子商取引)サイトとは、本来はイーコマース(電子商取引)を行うすべてのWEBサイトを総称する言葉で、ネットショップ以外にもネットオークションサイト、コンテンツ配信サイト、オンライントレードのサイトなどが含まれます。しかし実際には、ECサイトという言葉は概ねショッピングができるWEBサイトという意味で使われています。顧客が商品を閲覧し、購入することができ商品の詳細説明やレビュー、お支払い方法などが掲載されています。ユーザーにとって使いやすく、購入手続きが簡単であることが求められます。


【マーケティング】

■ランディングページ(LP)
ランディングページ(Landing Page)とは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。 訪問者がホームページに着地する(land)イメージからこの名前がつきました。 略してLPとも呼ばれます。
身近によく見られるLPは、販売促進を目的としたサイトで、ページ遷移で興味が分散しないよう縦長1ページで内容がまとめられています。また購入や申込みなどが目的となっている事が多く、問い合わせフォームと一体化している場合が多い。

■キャンペーンサイト
キャンペーンサイトとは、企業が新商品や新サービス紹介のために、期間などを設定した上で購買意欲をかきたてることを目的としたサイトです。新製品の発売や期間限定の割引セールなどプロモーションなどを行うことも多く、一時的な宣伝効果を狙います。


その他

■ニュースサイト
最新のニュース記事を提供するウェブサイト。代表的なものにCNN、BBC、Reutersがあります。

■ショッピングサイト
商品を販売するためのウェブサイト。生活に身近で代表的なものにAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングがあります。

■ソーシャルネットワークサイト(SNS)
ユーザー同士が直接つながり、コミュニケーションを取るためのウェブサイト。代表的なものにFacebook、Twitter、Instagramなどがあります。

目的に合わせたサイトの構成を考える

いかがでしたでしょうか?WEBサイトを作る目的がはっきりすると、必要なWEBサイトの種類が明確になっていきます。次回は、WEBサイトに必要なコンテンツについても、まとめたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。


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