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『今』だから伝えたい!シェフから学んだ[2つの教え]

どーも、ぱっしーです。

僕は就職して早々に病気になったこともあり、職場内でいろんな人とお話をする機会が多くありました。もちろんその中にはシェフも含まれていて、当時とてもありがたいお言葉を頂いたことが何度もあります。

その中でも『今』、コロナとの戦いの中で皆さんに共有したいお話があったので今回はその[教え]について書いていきます。

動画でもお話ししてますので、よろしければこちらもご覧ください✨

☆ぱっしーが教わった『2つの教え』とは?

早速結論から言ってしまうと、その教えとは、

・『食中毒』を起こしてはならない

・『火事』を起こしてはいけない

の2点です!

一見これだけ見ると、「え?なに普通の事言ってんの?」となってしまいます。当時20代前半のペーペーだった僕も「そりゃ、周りの人に迷惑をかけちゃうし気をつけないとなぁ」くらいで終わっていました。しかし時を経て改めて考えてみると、この言葉の裏には大きな意味が隠れていたんだなぁと気づきました。

☆現代で最も大事なこととは?

目まぐるしく変わりゆく時代の中で、大切なことも日に日に変わってきています。

過去、上の事例で僕が危惧したのは、お客様に迷惑がかかることもさながら『損害(=お金)』がメインでした。しかし実際「火事」や「食中毒」を起こしたお店のことを考えてみてください。実は、お金よりももっと大きなものを失っているのです…。

▶︎『信用』を失ってはいけない

今やあらゆるものがレッドオーシャンで、似たようなお店がいくつもあります。「コーヒー飲みないなぁ(ゆっくりしたいなぁ)」と思ったら、数メートル歩けば色んなカフェが見つかるし、「髪の毛切りたいなぁ」と思ったらそこら中に美容室があります。もはやそこにクオリティの差なんてほとんどなくて、ふと入って飲んだコーヒーもきっと美味しいし、知らずに入った美容室でもまぁ満足な仕上がりになると思います。

しかし、一度でも『過ち』を犯したお店に行こうと思いますか?今は誰でもご意見番で、少し変なことがあればみんなで一斉に叩くというおかしな文化があります。ただのちょっといたミスでもシェアされて「あそこに行くのはやめよう」となるのに、ましてや『火事』など起こしてしまったら一切お客様は来なくなってしまうでしょう。

ここで分かるのは、『行く理由は特にない場合もあるけど、行かない理由はハッキリしている」ことです。その二つの差が『信用』なんですね。食中毒などで大きな損害が出ることもそうですが、1番の罪は『信用を失った』ことであって、現代においては致命的なミスとなるでしょう。

▶︎Withコロナでの飲食店の戦い方

これまで至極当たり前のことを綴ってきました。ただ「なぜこれを今のタイミングで言ったのか?」ということです。

コロナの影響により今までイートインメインで戦ってきた飲食店も、次々にデリバリーやテイクアウトを始めています。これらの大きな違いは、イートインでは作ってから『すぐ』お客様が食べていたのに、デリバリーなどでは届けるまでの時間が長いということです。さらに最近は暑くなってきており、食材のケアもより一層気を遣わらなければならない時期となりました。

ただでさえ慣れない作業で大変なのに、食中毒のリスクはメチャメチャ上がっています。これを各従業員がしっかり理解した上でみんなで遵守していかなければなりません。

おうちで調理する場合も、大量に買い込みすぎると冷蔵庫の冷えが悪くなり『冷蔵庫に入れてたのに腐った』ということも発生していきます。買い物では買い込みすぎず最低限を揃え、帰ったらすぐ冷蔵庫などでの保管をしっかりしてもらいたいと思います。調理の際も使うものだけを出し、余計なものは出さないようにしましょう。そして食べ終わって残ったものも要注意。「1日だけだから…」という理由で一晩外に置いてあるだけでも危険なので、きちんとしまうようにしてあげてください。

☆最後に

せっかくの楽しい時間を悲しい思い出にしないよう心掛けていきたいですね。そして1番心掛けなくてはいけないのは何より僕だと思うので、正直なところこの記事は自分への戒め様に書いたのが始まりです。しかしこう言った食材への配慮は、大事な人や環境への優しさだと思うので、よろしければ皆さんも参考にしてみてください。

▶︎自己紹介

[ぱっしー]
・「うつ病にきっかけに健康の重要さを再認識し、世の中にヘルシースイーツを届けたい!」パティシエ
・環境や健康に配慮した活動『Good Life Channel
・原宿のカフェで料理長
など、やっております。

▶︎SNS
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最後までご覧いただきありがとうございました!😀







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