What a Wonderful World♪

TOKYO2020が終わった。
私はコロナ禍での開催には反対だった。
なので、オリンピックもパラリンピックもあまり競技は観ていない。
ただ、昨夜のテニス決勝は途中からだけど観た。

国枝慎吾の名前を知らない人はほとんどいないと思うけれど、かくいう私も詳しくは知らない。フェデラーが彼を尊敬していること、グランドスラムを達成した日本人として、海外からの評価の方が高いこと、3連覇がかかったリオ大会でメダルを逃したこと。その程度だ。
それでも、以後血の滲むようなトレーニングを重ね、俺は最強だと言い切って、日本チームの主将も務めた今大会。私は開催には反対だったけれど、彼にとっては中止または延期になればとても酷なことだっただろう。
その決勝で、オランダの選手をストレートで破った瞬間、彼の眼に涙があふれた。よく、口では偉業を達成などと言うが、こういうことが偉業なのだなぁとしみじみ思った。国枝選手、3つ目の金メダル獲得おめでとうございます!

閉会式を観ていたら、最後に演奏されたのが「What a Wonderful World」で、なんだかジーンときた。なんて素晴らしき世界。そうなればいいんだけど。
世界のひとの15%が、ハンディキャップを持つひと達なのだそうだ。
それなのに、パラリンピックを開催した日本の街は障害を持ったひと達に快適な環境とは言い難い。バリアだらけだもの。
これを機に、もう少し優しい街になれるといい。街も心もバリアフリーを目指したい。

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