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朧気な記憶より

私が、小学校高学年の頃ではなかったと思う。
伯母から父に、筑波大学へ進学した娘が原理研に取り込まれ、連絡がつかないという相談があったらしい。彼女は私にとっては従姉にあたるが、年が離れていたのと、家が遠かったため、あまり普段の付き合いはなかった。

母に確認してもあまり覚えていないというが、確か父は伯母と一緒に筑波へ向かい、どう説得したのか従姉を関西まで連れ帰ってきた。
その後、しばらくして従姉は大学へ戻り、無事卒業して社会人になり、結婚して普通の家庭生活を築いていると思う。

今回の事件があるまで迂闊にも知らなかったのだが、原理研は統一教会だったのだ!
それを知った衝撃たるや。しばし、唖然としてしまった。
こういうカルトの分野には疎くて同じものだと考えたこともなかったが、統一教会と言えば、桜田淳子や山崎浩子が出席した合同結婚式のイメージであり、どう見てもヤバイとしか思えない印象しかなかった。

いやはや、あのとき父がよく従姉を連れ帰って来れたものだと思う。
この一連の報道やTwitterで知ったのだけれど、当時の筑波大学はかなり原理研の活動が活発だったらしい。おそらく地方出身の一人暮らしは格好の餌食だったのだろう。

あれから一週間が経ち、元総理銃撃事件は私怨による犯行から思わぬ展開を見せ始めている。誰かがつぶやいていたが、これが劇場型犯罪で統一教会のことに着目させることが目的だったとしたら・・・。
容疑者は頭脳明晰、家庭事情に問題がなけれな京大に進むことも可能なほど優秀だったとか。可能性としてはあるかもしれない。そこまで考えていたかどうかはわからないけれど。

それにしても、岸田総理が早々に国葬にすることを発表したり、早くも幕引きを図ろうとする動きが見え隠れする。
亡くなったとはいえ、森友学園、赤木ファイル、アベノマスクなどなどこれまでの疑惑を解明しなくて良いわけでは決してなく、功罪は(功があるかどうか知らないけど)しっかり検証するべきだ。
そして、葬儀は国葬ではなく自民党と統一教会、もしくは有志で費用負担して勝手にやっていただきたい。税金の無駄遣い、反対!

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