日常が戻るということ

今日やっと、美容院へ行けた。
2週間前から3回トライしてようやく予約できた。
なんと3か月ぶり!前回、たまたま少し短めに切ってもらったので長さはまだましなものの、伸び放題だし根元は気になるし。
6月から毎日出勤するようになり、少しずつお客様へも会うようになったので、早くなんとかしたかったのでホッとした。

長くお世話になっているところなので、美容師さんとはなんでも話す。
前回訪れた3月にも、コロナの影響でお客様の予約が少なくなってきていてこのままだとマズい・・・とは聞いていた。休業要請するならして補助金が出たらいいのにねという話もした。
緊急事態宣言が発令されても、実際は美容院へは休業要請は出ず、補償もなかったわけだけど、微々たる補償が出るより細々とでも営業した方がまだマシとのこと。でも、もう少し続いたらうちもどうなっていたかわからないと話していた。ほとんどが固定客なので、今は戻ってきたお客様で忙しいみたい。

飲食業界のオーナーさんに知り合いも多いので、周りの方はどんな感じ?と聞いてみたら、店を閉めるというひとが何人かいるという。これから借金をしてまで営業を続ける気力がなく、手元にまだ現金があるうちに閉めると。これまでの借金を返し終わり、住宅ローンも返済し、これから少しゆとりが出来るかというときにコロナ禍が来た。子供も独立したので、家を売って現金を手元に残し、賃貸に移ってもいいと思っている・・・というひともいるという。

緊急事態宣言が解除されても元には戻れないひともいる。
それが現実として突きつけられ、身につまされた。コロナウィルス自体は誰のせいでもないのだけれど、金銭的な補償などもう少し政治の力でなんとかならなかったのか。
”スピード感”をもってではなく、”スピーディに”対応してほしい。
ちなみに、給付金もマスクもまだ来ない。あてにはしていないけど。

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