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non stop talking

先週、証券会社時代の同期と久しぶりに会った。
前に会ったのはいつだっけ・・・と考えて、最後に会ってから3年余の月日が流れていたと気づいた。
そう、コロナ禍で丸々3年会っていなかった!
最後に会ったのは、私のお気に入りのフレンチレストランが東京へ移転する直前に最後のディナーということで訪れたときだ。
あのときね!とお互いに頷き合った。

彼女と出会ったのは、就職活動中の会社の面接だった。
お互いに、そのときはまだ内定が出てもこの会社に決めるかどうかははっきり決めていなかった。彼女は他に内定が出ている会社があってどちらにしようか考えているところと言い、私は第一志望の業種には内定が出ず、この業界なら世の中の動きがわかって面白いかな?と思っていたところだった。
二人して縁があったら、また会えるかも?そう言って別れたことを思い出す。

そして10月1日の内定式で、私達は再び出会った。
その後、会社の入社前研修でディズニーランドや証券取引所の見学へ行き、ホテルの部屋割りが一緒で色んな話をした。一緒に旅行へも何度も行った。シンガポール、ドイツとイタリア、上高地・・・。
今となっては笑い話だけど、最初のボーナスを貰ったときに付き合っている相手にいくら貰ったと伝えるか、真剣に相談したこともあった。
どうしよう?手取りから財形貯蓄を引いて税金も引いて、さらに8割くらいの金額にしたと思う。あまり減らすと嘘くさいよねと。それでも、多すぎるとお互いに当時の彼氏に怒られた。
もっとも別に怒られる筋合いはない。ただその頃は若さゆえ、適当に伝えるという術を知らなかったよね。。

出逢いから幾星霜。
公私ともに二人とも色んなことがあり、紆余曲折を経ても付き合いは続いている。他の人にはちょっと話せないような内容でも聞いてもらえたり、お互いに損得勘定抜きでアドバイスし合ったりできる。得難い友達だ。
特に共通しているのは美味しいものが好きなこと。
そして、共通しなくても良かったのだが、同じ病を時間差で得てしまった!
でも、二人ともちょっとした副作用に悩まされながらも日常を送ることができている。ありがたいことだ。

とにかく久しぶりだったので、5時間半ノンストップで喋り続けた。
親も高齢になり、見送ったり介護が必要になったり、自分自身のこと以外にも色んなことがある。
これからも彼女と共に歩んでいけたらいいな。


日々のよしなしごと、好きな音楽のことなどを書いています。 楽しんでいただけたら、サポートしてくださると嬉しいです。