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それでも罪に問うのは難しい、か。

この記事が、すごく参考になった。

確かに、彼の行なったとされる行為は、とんでもない行為で、なんと愚かなことをやったものかと思う。道義的には大いに非難されるべき行為だが、それが犯罪となるかは別の問題であって、刑法で書かれている要件が満たされているかを慎重に検討する必要がある。反道徳性を強調するあまり、思考が安易に有罪に流されていくことは警戒しなければならない。本件はいわば刑法の限界のようなケースではないかと思わざるをえない。

一時期、少しだけ法律の勉強をしたことがあるので、法的な構成要件はなんとなくわかる。銀行の業務もある程度わかるので、こういう方法があったのではないかな?と思いつくところもあった。
ただ、やはり法律ってなかなか現状に即してないのですよね。。
ホリエモンの事件のときもそうだったけれど、知り合いの弁護士の方が法律が時代に追いついていないと言っていた。技術的な発展が早すぎて、法整備が追いついていないのだそう。
でしょうね…民法もこの前改正になるまで明治以来ほとんど変わってなかったらしいし。

件の彼を厳罰に処するべきとも思わないけれど、こういう事件が起こって始めて法改正の議論になるというのも、なんだかなぁと思った次第。

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