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花の都パリにて

パリには学生時代の親友が住んでいる。
彼女に会いに、一度だけパリへ訪れたことがある。もう20年以上前のことだ。そのときに生まれた彼女の息子はとうに成人している。

そのパリのサッカークラブ、パリ・サンジェルマンに、リオネル・メッシがバルセロナから移籍することが決まった。バルサとは双方合意していたのに、金銭的な問題で移籍せざるを得なくなった。昨年はコロナ禍で大幅な減俸を呑み、その後移籍すると報じられたものの、なんとか慰留されたという経緯があるのに皮肉なものだ。
ちなみに、バルセロナにも一度だけ行ったことがある。まだメッシがアルゼンチンからやってくる前で、そのときはガウディを追っかけていた。

メッシと言えば、最初のW杯デビューが2006年のドイツ大会だったはず。確かクリスティアーノ・ロナウドも同時デビューだった。
まだまだ二人とも若くて可愛くて、当時私はレオではなくメッシちゃんと呼んだものだ。(笑)
その彼もいまや34歳。美しい妻と可愛い子供3人に恵まれ、今や押しも押されもせぬスーパースター。10代だった彼もいつの間にか、キャリアの集大成を考える時期に差し掛かっている。

アレッサンドロ・デルピエロがユーヴェから移籍したときもそうだったけれど、長く在籍し、名声を欲しいままに過ごしたクラブを去るのは筆舌に尽くしがたいものがあるだろうと思う。
それでも2日前に涙、涙でお別れ会見をした彼は、今日PSGで契約を結び、笑顔でファンの前に現れた。まだまだサッカーをしたいという前向きな気持ちが感じられた。違う場所を経験することは決して悪いことなじゃいよ。

頑張れ、メッシちゃん!

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