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備えよ常に

震災のニュースを観ていて、阪神大震災を経験している友人とあの時と状況が似ていて観ていて辛いね…と話した。
道路側に倒れかかるように倒れる家屋、波打つ道路、液状化でドロドロになった道路、倒れて落ちてきた墓石、1階や3階が崩れてなくなったビル。
燃え広がる火災、停電でポンプの汲み上げができず使えない消火栓、被害の範囲が大き過ぎて来ない消防車や救急車。
状況が想像できるので、本当に辛い。

友人は、阪神大震災以来常に飲料水20リットル、カセットボンベ3個、ラーメン10個、カイロ10個は常備していると教えてくれた。
うちも飲料水ペットボトル2ケースと缶詰常備、生活用水用にお風呂のお水は落とさず、カセットボンベは常に数個はある。懐中電灯は各部屋に配置。

備えよ常に!だよと友人はFB上で強調していた。ホントその通り。
備えあれば憂いなし。

避難場所にある程度の備蓄はあるだろうけれど、例えば今回の能登では帰省客が多かったために、食糧が予想より早く減っているとか。
そういうこともある。せめて3日分くらいは自分で備えておきたい。
もちろん、今回のように津波警報が出ていたら逃げるのが優先なのでそのときは仕方ない。命あってのものだねなので、ケースバイケース。

ただ、避難所の様子などを報道で目にするにつけ、設備の貧弱さに驚く。指定の避難場所のハズだよね?
阪神大震災から何度も災害が起きているというのに、相変わらず体育館のようなスペースに雑魚寝とは。マットや毛布なども足りていない様子。すぐに物資の搬入がないことは既定路線のハズなのに。外国の避難所で雑魚寝はおろか、そもそも床に寝かせられることなどない。温かい食事も提供される。
半年前にも震度6の地震があり、ここ数年地震が頻発していたような地域でこれはどういうことなのだろう?正常性バイアスが働き過ぎでは?

まったく、この国は一体どうなっているのか?と頭を抱える。裏金を貯め込んでいる場合ではない。政治の劣化は国民に直ちに影響する。もっとよく考えた方がいいよ。
防災グッズなど、見直しましょう。
備えよ常に、です。

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