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観劇オペラは相性が大事?2年ぶりにオペラグラスを新調してみたお話

半年くらい迷い続けて、やっとオペラグラスを買い換えました。

新調したのはハイクラスでもない中堅のオペラグラスなんですが、私のニーズと一致したオペラを手に入れたのでオペラ選びの参考になればと記録しておきます。

先に言いますとこれを買いました。

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結論としては大正解でした。

私の欲していたポイントを押さえてくれるオペラに出会って大満足。

それではいったい今まで何に不満を抱き、このオペラが何を解消してくれたのか。その謎を記します。

ちなみに今まで使用していたのはこちら。

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オリンパスの8倍。

まだほとんど観劇など行ったことがなかった2年前、ご贔屓様の退団後初コンサートに挑むため観劇直前にノジマ電機で相場もわからないまま5000円くらいで急きょ購入したものです。

実際使ってみると特に不満もなく、2年間使っていました。

しかしここ最近、どうも・・・・焦点が合いにくい。なんだか片方の目で見ているような感覚。そして暗い気がする。

おそらく私の乱視の影響も相まって観劇中のストレスになっていました。

今回大劇場に遠征したのですが、せっかくだから買い替えようと今度はネットで口コミを頼りに探します。

その際、私のオペラ探しのコンセプトがこちら

汝、お財布に優しく、何かと優秀であれ

まあそうなりますよね
【何かと優秀】の具体例がこちら

①明るい

②乱視どうにかならんか

③そんなに拡大しなくてもいいよ

今までオペラを掲げた瞬間、速攻でご贔屓様を見失い、さっきまでそこにいたはずのお姿をキョロキョロ探し回ることが多くありました。

オペラが8倍まで拡大してくれていると、とてもアップに映ります。アップという事は、オペラが少しでもずれると、掲げたレンズの先はとたんに空虚をさまようことになるのです。

当初、8倍か6倍で探していましたが、ご贔屓さま見失い問題に加え、どうも倍率が上がるとレンズが暗くなりがちという事がわかりました。倍率が上がっても暗くならないものもありますが2万円超えと予算オーバー。
本当にオペラの世界は「質の良さ=値段」らしい。

そんな時に見かけたのがこのオペラでした。
 

SIGHTRON(サイトロン)という聞き慣れないメーカーでしたが、口コミが良好。
本体価格はもともと13000円程度、アマゾン限定のホワイトカラーのみ8000円切っている。そして商品ページにに記載されたアピールポイントも私の求めとあっている。

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いいねいいね。明るいのいいね。

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うーん明るいね!

ちなみに購入してみてこの明るさは本当でした。

旧オペラの明るさ指標は6.9でしたが、新オペラはなんと17.64 実に倍以上。

ほんとかよ!と思いますが、裸眼で舞台を見ている時よりオペラ通したほうが明るくなるという何とも不思議体験。

そしてもう一点、ご贔屓見失い問題も解決されました。

こちらの倍率は5倍。

いままで8倍を使っていたことを思うと、拡大比率は落ちています。

でもめちゃくちゃ視野が広い。すごい広がった!オペラ上げた瞬間の迷子事件が皆無。

これは倍率を犠牲に視野をとるパターンの有益な利点だと思います。

どれくらいの視野が見えたかというと、宝塚歌劇団 星組公演 モアダンディズムの1シーン、男役タンゴ、いわゆるせおあかのシーン。

「天井からのスポットライトを中心に踊る二人が最も離れる瞬間」も二人ともを同時にオペラの端と端に捉えることができた広さです。(わかります?笑)

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せおあか、、、、(??)

今までの8倍オペラの場合はおそらくどちらかお一人のみが見える感じだったと思います。

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せおさん、、(??)

今回は見逃したくなかったせおあかタンゴを通しで二人共を見つめ続けることができました。


また、私がオペラに求めるのは、例えば15列目以降でもご贔屓様の表情がちゃんと見たい、という役割です。

はたして5倍がどこまでやってくれるのか不安でしたが、いざ大劇場19列目で観劇した際、オペラでのぞいた愛ちゃん銅伯の流し目にしっかりやられてきましたので、わたしは5倍で全く問題ありませんでした。

ただしここは好み。ご贔屓さまの眉間のしわの一つまできちんとみたいというニーズには5倍では不足かもしれません。


そして最近だいぶ苦しめられていた、乱視のせいで片眼で見ている気がする問題もこのオペラでは発生せず、しっかり両目で見えました。片目づつピント合わせができるのでそれも大きいのかもしれませんが、理由は不明です。

重さも220gで前より50g重たくなりましたが、手振れも減少して気にならず3時間の観劇がちゃんとできました。

「明るい、見失わない、表情がちゃんと見える」

私にとても合うオペラを購入することができたように思っています。何を条件にするかがオペラ選びのコツかと思いますので、わたしと条件が似ている方にはオススメかもしれません。

眉間のしわまでタイプの方は慎重に検討してくださいね!


以上、私の2代目オペラブラザースのお話でした。

読んでいただきありがとうございます!




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