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ダイエットや身体づくりをしている人は要注意 不足しがちな栄養素とは?

からだのための食事入門 ♯1 ♯2 の続きです。

どんなに健康に気をつかった食事でも栄養不足は起きる

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栄養不足(または過剰)の問題は
思ったよりもよくある話です。
健康意識が高い人でも簡単に起こり得ます。

一例を挙げると、
・アトキンス(低糖質系)
・DASHダイエット(高血圧の改善食)
といった有名な食事法を実践する人が
本当にビタミンやミネラルの必要量を
満たせているのかをチェックしたところ
次の栄養素が一貫して足りない傾向があったそうです。

ビタミン B7
ビタミン D
ビタミン E
クロミウム
ヨウ素
モリブデン

これは当たり前の話で
例えば
「地中海式では魚を重要視するから、サバばっか食べるぞ!」
となったら
そりゃあ栄養は偏ります。

「バランスよく食べよう!」
ってのはしごく当たり前のアドバイスながら
人間は習慣に流される生き物なんで
ついつい同じ食材ばかり口にしがち。

好きな食べ物がいつでも手に入る
現代だからこと
わりと意識して食材の幅を広げていかないと
健康に気をつけてたはずが実は栄養不足だった!
みたいな事態に陥ってしまいます。


体づくりをしてる人に不足しがちな栄養素とは?

個人設定

減量期には必然的にビタミンやミネラルの摂取量も減るため
普段よりもバランスには注意が必要です。

減量期に入ったビルダーたちを調べた研究では

ビタミンD
カルシウム
亜鉛
マグネシウム

という5つの微量栄養素が
足りなくなる傾向があったそうです。

いずれもめちゃくちゃ大事な栄養素ですけど、
「体づくり」って観点から言うならば、

亜鉛

・足りないと甲状腺の機能が働かなくなる
 →消費カロリーが一気に減る可能性がある。

・爪がベロベロになるかも

亜鉛不足を解消したら
安静時代謝が1日500kcal近く増加した
なんてことも確認されている。

鉄分

筋トレ時にパワーが出にくくなる

つまり筋トレの効率が落ちることになります。
筋トレをしているのになかなか
負荷を上げられないって方は
オーバートレーニングか鉄不足かも

鉄不足は特に女性に多いので要注意。

カルシウム

骨がもろくなりやすい

これも筋トレのパフォーマンスに悪影響を及ぼします。


最後に

まとめ

どれだけ気を付けていても
栄養不足や過剰になる可能性はあります。

せっかくからだのための頑張っていても
それが悪影響につながると
どうしてもやる気は続きません。

それがおきることを前提に
なにか異常を感じたら
それに対応できるようにしておくのが吉かと。




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