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「盆踊りの秘密」~盆踊りはなぜ輪になって踊るのか?~

 盆踊りは8月のイメージがありますが、首都圏では6月に開催するところもあるのですね!(「山王音頭と民踊大会」溜池山王駅前)
 ところで「精霊をお迎えする」という、本来の意味を理解しながら踊っている人々は少ないと思うのですが。

 盆踊りの起源については、鎌倉時代の僧侶・一遍が広めた「踊り念仏」と「盂蘭盆」の行事が結びついて生まれたと言われています。輪になって踊るのは、何か呪術的な意味合いがあるのでしょうか?

 ある物を中心にして円を描くと言えば、子供の遊びで歌われる「かごめかごめ」を連想します。この遊びが降霊術として使われたとする俗説もあり、盆踊りも輪の中に精霊をお迎えする儀式だった可能性もあるわけです。

 回る方向にも関心があり、ネットで検索しました。宗教における回転方向は、その宗教の起源、信仰対象、文化的背景によって大きく異なるそうです。盆踊りの場合も、地域によって回る方向に違いが見られます。ちなみに地球の自転も公転も左回りです。

 来月、お盆の帰省で田舎は目が回るぐらい忙しいと思いますが、果たしてこの目は左回りなのか? 右回りなのか?

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