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【カンファレンスで只今アーカイブ動画公開中!】7/16 経産省関東経済産業局 共催「越境人材ミートアップ」キックオフ - インタープレナー(越境人材)が活躍する社会のために -

SUNDREDでチーフエバンジェリストとインタープレナーコミュニティのリードをしています。パッシュこと上村です。本日はこちらのレポ!

アーカイブ動画もありますので、気になる方はぜひ。カンファレンス登録にてご視聴ください。

アーカイブ動画はこちらの以下カンファレンス内にてYoutubeリンク公開中です!無料!(9月末まで)

越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」のキックオフ

100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」SUNDRED株式会社と経済産業省関東経済産業局が共同で、「越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」と題し、「インタープレナー(越境人材)」を軸にして、新産業の創出を進め、新産業共創のエコシステムを構築していこうという取り組みのひとつとしてこの「越境人材ミートアップ」を開催。いくつかの取組を通して、具体的な新産業共創プロジェクトの社会実装、産業界のみならず多様なセクターの「インタープレナー(越境人材)」との対話を通じて、その役割・育成方法や、彼らが活躍していくために求められる仕組みや環境整備についてとりまとめ、政策提言に繋げていくことを目的とします。

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個社で完結する産業構造から、他者と共に創っていく産業エコシステムへ

すでに個社で完結する産業システムからアップデートすべき時が来ています。IoTなどモノとデジタルが繋がる世界、物体だけで完結しないプロダクトの世界、融合がますます加速し、昨日まで使えていたものが翌日には使えないサービスになってしまったり、ウィルス、世界の情勢の変化も素早く、先行きが読めない時代においては、個社が作りうる世界の中で産業を成り立たせるのが難しくなっている。だからこそ、それぞれの現場でどのようなことが起きて、どんな世界が求められるのか、産業界で閉じることなく、多様なステークホルダーと「繋がって」「共創」して産業エコシステムを考えなくてはいけない。

私自身、DMM.make AKIBAコミュマネ時代、大手事業会社とスタートアップのマッチング、オープンイノベーションなどを通して、お互いの補完・刺激をうけながら、必要な課題解決に向かって共創していく場面を沢山見てきたし、手伝ってきた。すごく意義のある事だと思ったのですが、より早く・強く・「あるべき未来」に進むには、何か足りない。そこで出会った、SUNDREDの考える新産業共創のエコシステムの考え方とインタープレナーという人材は、これを埋めるキーになると確信しています。

今やインタープレナーコミュニティは570名近くに増え、新しい目的共創と活動のために集まっています。社会起点で境を越境し共創をしていきながら価値創造をしたいと考える人=インタープレナーという「人物像」に省庁のグループが注目してくれたことはとても大きな出来事です。

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さて、この会ではSUNDREDの構想にアカデミア視点で多くのヒントを下さる多摩大学大学院教授の紺野登先生や、イノベーションの場づくりの実践者のインタープレナー達をお呼びしてテーマに対する対話を行いました。

会場はいつも心強いイベントのパートナーであるBASEQさんhttps://www.baseq.jp/

【対談】新産業共創の主役「インタープレナー(越境人材)」

ここで出てきたいくつかのキーワードをピックアップ

◆何故、越境人材を中核とした新産業共創のモデルを作る必要があるのか
◆Social InnovationとSocietal innovation という二つの社会イノベーションについて 後者の社会的構造を大きく変革しかえていく広範なイノベーションにおいて、繋ぎ手、媒介者がインタープレナーである
◆イノベーションのための場は沢山生まれた「フューチャーセンター」「イノベーションセンター」「リビングラボ」という機能を理解していく必要がある。これらの機能のつなぎ手はインタープレナー(越境人材)
◆世界的にも、日本の産業構造は複雑。それは優位性でありうまく活用できる。

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【パネルディスカッション】イノベーションの社会実装のための場づくり、人づくり

・宇野 大介 氏/ ライオン株式会社 研究開発本部 戦略統括部 イノベーションラボ所長
・成田 智哉 氏/ マドラー 株式会社代表取締役社長/えぞ財団 団長
・平石 和昭 氏/プラチナ構想ネットワーク 事務局長
・上村 遥子 / SUNDRED株式会社 チーフ エバンジェリスト / コミュニティデザイナー / パートナー

未来のアイディアを拡張してディスカッションしていく「フューチャーセンター」、プロトタイピングしていき実証まで持っていく「イノベーションセンター」、市民を巻き込み社会実装に動く「リビングラボ」それぞれの機能の場作りをしているお三方に話してもらいました。

それぞれの機能においてお話頂いたキーワードピックアップはこちら。

・コミュニケーションを通訳できるマッチング人材の必要性。新しい価値の社会実装ではコミュニティにオープンに入れることが大切。
・強味を持つ方々がつながり、補完しあい、役割分担して次のアクションに引き継いでいく
市民と一緒にやっていくということは特別に意識の高い人の話にとどまっていけない。多様な目的や価値観の違いを念頭に動く。
・「変態公務員」のような一部のある種の枠外れな変人行政人が、枠を横断して立役者となっているが、属人的になってしまうので「仕組化」が必要

最後は<国や行政に期待すること>も聞いています。

◆まず「対話」したい。
◆境や壁を作っていくのではなく、お互いが良い社会のために動いているので、オープンな場で動いていくこと。今は「変態公務員」の存在が強い味方である。ある意味の行政人の中の変人の方が垣根を越えて立役者となってくれることが多い。属人的なものから「仕組化」に向かえるとよい。

こちらのイベントのアーカイブ動画以下カンファレンス内にてYoutubeリンク公開中です!(9月末まで)

▼公式サイト<無料/オンライン>9/10-9/19
【Industry- Up Week Autumn 2021】 経済産業省関東経済産業局 共催
https://sundred.co.jp/event/Industry-Up_Week_Autumn2021
新産業共創と越境人材の対話の大祭典!10日間の拡大版!!

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配信サポートはBASEQさん

■SUNDREDの新産業共創プロジェクト
https://www.industry-up.com/

■インタープレナーコミュニティ<現在570名超!参加者募集中>
https://www.interpreneur.jp/



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