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仮想流仮継承者、結束バンドのドラマーに戦いを挑む  前編

作者が生み出したばかりの最強戦闘美少女にして、4ヶ月くらいの歴史重みの「仮想流」伝統継承者三枝ふたり(15)は決意した。必ずかの剛力無双の人気ヒロイン達をAll You Need Is Kill(ビートルズ)。ちゃっちゃちゃらちゃー

だが

(だが、私は未だペンタブの箱も開けない太郎丸が生みの親で、普段は独身男性宅にきせ・・・飼わ・・・内縁で住んでるだけの、ド新人でど素人。対する相手は名の知れたメインヒロイン。蟻がマンモスに戦いを挑めば、踏み潰されたことにさえ気づかれぬは、即ち、世の真理)


「ひくっ・・・ぐすっ、死にたくないなー、生まれたばかりで死にたく、ないよお・・・ぐすっ」
泣きながら、鬼ゴーに宅配注文。
「お前も鬼にならないか」
「なるなるー♡」
「俺のサインは」
「いるいるー♡だいすき♡♡」
猗窩座さんもうやめてと言う前には炭治郎にロインったふたりは、一時間後、廃校の木陰でみたらし団子片手に二人の戦いを観察。その後、勝った方を敵にして、決死の戦いを挑む!!!
「鬼は殺す。我はデーモンスレイヤーッ!!!」
「なら、君もだ」
「死んで諸共だ!!!キシャアアアア!!!」


ロリ禰豆子に肩甲骨固めで拘束され、地面に押し付けられながら、涙と鼻水に顔中を湿らせながら、三枝ふたりは叫ぶ。
「だっ・・・だずげで!!!おれが・・・な、なんでもじまづ!!!!ぐづでもなんでもなめるし、どれいになるがら!!!!」
ハンカチで優しく、その、可愛い無惨顔を拭うと、頬を撫で、炭治郎は微笑む。
「ごめんよ。俺は既に決まった相手がいるんだ。ほら♪暴れると、その折角の綺麗な顔が台無しじゃないか・・・・禰豆子」
「うー♪」
炭治郎は振り上げ、振り下ろし、声は止み、・・・・やがて、ふたりの髪を二つの腕が掴み・・・・・・・。

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