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「主体性を取り戻す」ことの真意とは?

こんにちは。
Parole編集部です。

日々の朝拝の後に様々な気づき、また、その時に最も重要だと思われる情報を共有するための時間があります。

本日は「自立」をはじめ、主体性をもつことの大切さについてのお話がありました。
主体性というものが失われてしまった今の日本において、一人ひとりが主体性についてここで認識を改め、自分自身に取り戻していくことが、新しい文明を切り開く上で重要なポイントになるといいます。

さらに後半では個人主義に陥ることなく、主体性をもつためのヒントも。

それでは早速、本文をご覧いただきましょう。

おはようございます。
これまで自立というテーマで
お話をしてきましたけれども、
この自立というのは、言い方を変えますと
主体性という表現もできるかと思うんですね。

主体的であるかどうかというのは
実はかなり致命的な問題を孕んでいまして、
例えば私達が仕事をする時でも、
こう言われたからこうするということになると、
これは一般的に主体性のないやり方になります。

また、嫌々やることになると、
完全に主体性がすっぽり抜けた
状態になるわけですね。

ですから、その場合に自覚することは、
今、自分は主体的なのかどうか?
ということになるわけです。

なぜこれが大事かといいますと、
私たちの主体性というものが、
そもそも遠津御祖神と繋がっているわけでして、
主体性を失うということは、
それを蔑ろにすることと
同じになってしまうわけですね。

ですから、こう言われたからやる
というのもそうですし、
本当はこうやりたくないけども、
例えば評価が上がるからとか、
人に褒めてもらえるからというのも、
ある種、偽りの姿であって、
主体性ではないわけですね。

普段の主体性があるかどうかというのが、
実は言霊の実現にも非常に関わっていまして、
主体性から出た言葉というのは
実現しやすい
ですけども、
こうやって言われたからこうする
というのを言霊にしても、
なかなか実現しないんですね。

主体性がなければ、
遠津御祖神、またその奥の国津神、
天津神という、そういった神々が
乗って来ないんですよね。

主体性がないということは、
そういった神々を全部捨ててしまう
ということになりますので、
先ほど致命的だと言ったのは
そういったところにあるわけです。

また先日、粒子という話をしましたけども、
実は主体的に動いている時というのが一番、
粒子が細かいんですね。

人に言われて嫌々やると、
どんどん粒子が大きくなって、
そこに感情が張り付いて、
ますます疲れてしまうんですね。

ところが主体的に動く時は、
そういった粒子すら意識しないぐらい
すっと動ける状態でありまして、
これが出来てきますと、
だんだん人によっては
神懸かった力を発揮することが起きてきます。

繰り返しになり恐縮ですが、
この主体性というものを
意識していただきたいわけですけども、
ただ一方で、どんな場合でも
自分の好きなように
やれるわけではないですよね。
集団で仕事をし、生活をしているわけですから。

その場合の対処法ですが、
人に何か言われた場合でも、
ただ言われたからやるのではなくて、
その言葉を一旦、自分が受け止めて、
受け止めた自分が、このように実行すると、
しっかり意志を出せるようになるんですね。

やっていることは一見同じなんですけども、
ただ言われからやる、というのではなくて、
言われたことを実行するよう
自分に命じるという形で
実行に移していくということになります。

そうしますと、
仮に人から言われたことをやっているようでも
全くその行動には非常に大きな差が
生まれてきます。

主体性のあるかないかによって
神が乗るか乗らないか
ということが決まってくるので
当然、その方のパフォーマンスも
大きく変わってくるわけですね。
また、言霊の実現もそこに絡んでくるわけです。

ずっと自立ですとか色々お伝えしてきましたけれども
結局、現代人に失われている主体性を取り戻す
ということを言っているわけでして、
主体性を取り戻すというのは、
少し飛躍した表現かもしれませんけども、
「現代人に神を取り戻す」
ということと同義なんですね。

それを失っている文明がずっと続いて、
要は得体の知れない大きな力の言いなりになって
主体を失って生きてきたのが我々の
これまでの姿だということになるわけです。

ですから、それを変えていくというのが
とほかみ文明であり、
まさに主体性の文明であると
ご理解いただけますと
普段の皆様の取り組み方も、
また一段と味わい深いものに
なろうかと思いますので、
今後も共にやっていきたいと思います。
よろしくお願いします。

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