【紅茶が紡ぐ言の葉】vol.2
執筆:ラボラトリオ研究員 遠藤 洋子
巷ではコロナウイルスや景気減退のニュース等で溢れかえっていますが、
いかがお過ごしでしょうか?
私事ですが、先日、何か特別なこともないのに気分が優れず、何となくネガティブ思考に...。
どうしてかしら?と思い巡らせていたところ・・・ハタと気づきました。
SNSやニュースもなるべく見ないようにしていましたが、いつの間にか集合無意識の向いている方向へ、グググッと引っ張られていたようです。
日頃から他の人からの「感情」や「圧」などの影響を受けないように、自分を俯瞰するよう努めていたつもりでしたが、無意識のうちに情報ウイルスに罹ってしまっていたのですね。
原因がわかったので気分もスッキリしましたが、感情に囚われている時こそ感情から一歩離れて「客観視すること」が大事であると、改めて感じました。
また気持ちを切り替えたい時には、両手を“パンッ!”と叩くのもお薦めです。
さて。それでは今回は美味しい紅茶の入れ方と、この時期にぜひ飲んでいただきたい、フレッシュストロベリーティーのご紹介です。
なんとイギリスに伝わる美味しい淹れ方は、
「トワイニング社の9条」や「英国王立化学協会の10カ条」等、複数あるのです。
それではさっそくご紹介させていただきますね。
【紅茶の美味しい淹れ方】
1.やかんに汲みたての水を入れて、火にかけ沸騰させます。5円玉くらいの泡がボコボコ出ている状態が目安です。
2.紅茶をいれる前に、まずポットとカップにお湯を注ぎ、全体を温めておきましょう。
3.温めたポットに、ティースプーン1杯(2~3g)を1人分として、人数分の茶葉を入れます。細かい茶葉は中盛、大きい茶葉は大盛にするのが目安です。
4.沸騰したてのお湯を人数分注ぎ、すぐにフタをして蒸らして下さい。この時、沸騰したお湯を勢いよく注ぐのがコツ。(1杯分150~160mlが目安)
5. 蒸らす時間は、細かい茶葉は2分半~3分、大きい茶葉は3~4分が目安です。(ミルクティーのときは、やや長めに)
6. 茶こしで茶ガラをこしながら、濃さが均一になるようにまわし注ぎしましょう。"ベスト・ドロップ"と呼ばれる最後の一滴まで注いでください。
(参照:日本紅茶協会HPより)
ここまでお読みになって、面倒くさい!というお声も聞こえてきそうですね。(笑)
しかし端的にいいますと、
「汲みたての水を沸騰させて茶葉に注ぎ、蒸らす。」
以上。実は、とてもシンプルです。
これだけでティーバッグもリーフティーもグンと香りも高く茶葉の味わいが増しますので、お勧めです。
そして、この時期に1度はお試しいただきたいのが、
🍓”ストロベリーティー“🍓
こちらも淹れ方を、下記にご紹介いたしますね。
1. イチゴを半分に切って半分を指で軽くつぶしながらティーポットへ。
2. リーフティーでもティーバックでもどちらでもOK。フレバーティーでないものを。
3. イチゴの半分は薄切りにしてティーカップへ。(もしあればロゼワインを小さじ1弱)
4. 後はティーポットに沸騰したお湯を注ぎ3分ほど待てば出来上がり♪
いかがでしょうか。
イチゴの香りが飲んだ時に鼻にふんわりと抜け、春を感じられるでしょう。
小さな幸せを、こんなところから見つけられるかもしれません。
一服の紅茶があなたを包み込みます様に。
皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。
ではまた、次回お会いいたしましょう。
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【遠藤洋子 プロフィール】
現在neten株式会社のお客様サポートセンターで電話対応を担当。一期一会を大切に笑声でお客様の意に添うご案内に努めている。
10年以上好きなのは「嵐」。今年は休業までのラストイヤーを一緒に駆け抜けようと思っている。
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