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水とエーテルと量子場脳理論 Vol.4

執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰

意識の在り方によってこの世界が存在する

 宇宙空間のあらゆる領域は、波動でできた「場」であふれかえっていて、それぞれの波動は、必ずある量のエネルギーを持つ。そして最小の部分であっても、宇宙全体に存在する物質のエネルギーの総量よりもさらに多くのエネルギーが存在していることがわかった。ホログラムのどの部分にも全体の画像が記録されているということは、あらゆるすべての部分に情報が存在するということだから、情報とエネルギー、そして生命と意識は同義語であると思われる。私たちの感情や思考が波動となって広がり、宇宙全体に情報として蓄えられる一方で、これらの情報が現象化することで、現在の社会が生まれている。

ということは、もし私たちが存在していなければ、私たちのいるこの世界も存在していないことになる。そして私たちの意識のあり方によって物質世界が存在するのなら、私たちの意識のあり方の数だけ世界が存在することになる。科学者のいう多世界解釈は理論だけではない。意識のあり方によってこの世界が存在する。様々な経験を通して意識が拡大すれば、私たちの住む物質世界も拡大することになる。私たちの意識は科学テクノロジーを生み出すことによって、どんどん進化している、宇宙に関する知識が増えてくると同時に、科学的な実際の観測によって宇宙も膨張しているという。

これはアインシュタインが、宇宙の構造を時間・空間・物質を定量的に記述する方程式によって、宇宙の膨張と収縮を導き出していたことからも想像される。ということは、M理論や超ヒモ理論などによって、プランク世界の中を統一することで生まれた高次元とは、神智学のいうアストラル界層やメンタル界層であれば、私たちの心の中の世界のことであり、そこにある素粒子を構成している粒子とは、意識そのものといえるのではないだろうか。 (つづく)

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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】

◎立命館大学 産業社会学部卒
 1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
 以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
 1990年、株式会社 JCN研究所を設立
 1993年、株式会社CSK関連会社 
 日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
 マーケティング顧問契約を締結
 ※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
 1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
 コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
 2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。

◎〈作成論文&レポート〉
 ・「マトリックス・マネージメント」
 ・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
 ・「コンピュータの中の日本語」
 ・「新・遺伝的アルゴリズム論」
 ・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
 ・「人間と夢」 等

◎〈開発システム〉
 ・コンピュータにおける日本語処理機能としての
  カナ漢字置換装置・JCN〈愛(ai)〉
 ・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
 ・TAO時計装置

◎〈出願特許〉
 ・「カナ漢字自動置換システム」
 ・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
 ・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
   計測表示できるTAO時計装置」
 ・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
 ・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
 ・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等

◎〈取得特許〉
 「TAO時計装置」(米国特許)、
 「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等

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