某量子力学者との出会い・・2重の虹の吉徴・・メモ
昨日早朝の歩行瞑想時、2重の虹を見ました。海の上から始まる2重の虹の開始点を撮影できました。今日は、いいことあるかな!
・・・ありました!
夕方知り合いの英国人(わたしの英会話の先生)の段取りで、オーストラリア出身の某量子力学者(教授)と夕食を一緒にしました。一緒にカラオケし、殆どたわいもないはなしで楽しい時間でしたが、最後の数10分程、本命の、彼の専門の量子力学の話をしました(彼と会うのは2回目で、前回も専門の話を少ししましたが/ note 「あるチャットから・・サイエンス&テクノロジーについて・・メモ」参照))。
わたしの英語がまだ拙いですし、量子力学完璧素人の意見なので、その内容を咀嚼して論点を整理したいと思います。また来週も会食することになったので\(^o^)/
自分のためのメモとしても・・・
1・ 70年代迄の物理学(私の場合、電気・電子工学(デジタル電子計算機)でしたが)の思考方法と、最近の量子力学の思考方法とを比較すると、根本的なパラダイムシフトが起きている。
2・ ソクラテス以前の哲学者たち、とくにパルメニデスの「存在」の問いを考える際、最先端科学テクノロジーの量子力学~量子コンピュータの成果と思考方法は、とても参考になる。以下:
3・ 70~90年代迄の科学テクノロジーはシンプルだった。
4・ AIも、最近の成果は凄いが、基本的な思考方法は90年代から変わっていない。ChatGPTも、基本的にニューラルネットワーク、ディープラーニングの思考方法の域を出ていない。
5・ 量子力学~量子コンピュータは、いまだ「デジタル」全盛時代に「非デジタル」である点で、ひとつのパラダイムシフトである。
6・ インターネットも量子力学も、「多層構造・・メタ/メタメタ/・・」の思考方法である点で、70~90年代迄の科学テクノロジー(単層)とは基本的に違うパラダイムシフトである。
7・ 量子力学における「観測者」の問題を議論空間内に入れた点(「相対主義」と呼んでいいのか分からないが)、その視点を持った量子コンピュータテクノロジーの開発が開始されている点は、ひとつのパラダイムシフトである。
8・ 量子力学が扱っているのは、現象の事実(Fact)である。パルメニデスが扱っているのは、その「現象の事実(Fact)」の根拠であり、理由である。メタ階層がひとつ違う。より高次のメタである。
8-1・ 例えば、ニュートリノ「現象の事実(Fact)」が量子力学により数学的に解明された(数学的「仮説」を無矛盾で成立させた)とする。その「仮説」を更に突き詰めていったとしても、その「現象の事実(Fact)」を成立させている根拠・理由とは違う階層の問題である。
9・ 従って、数学的「仮説」の無矛盾性において成立する量子力学は、パルメニデスの「存在」の問題を解明できない、つまり、超えられない。何故ならば、問題の階層が違うから。
10・ しかし、パルメニデス自身も問題提起したに過ぎず、パルメニデスの「存在」の根拠を問う問題は、いまだ人類は誰も解いていないし、手掛かりすら見えていない。
11・ しかし、量子力学/現代物理学の問いの先では、パルメニデスの「存在」の根拠を問う問題に限りなく接近することが予想される。
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