父がパーキンソン病と診断されるまで

コロナに罹患後から、なんだか身体の不調が抜けなくなった父。
急にお昼寝の時間も増え、今思えば自発的な行動も少なくなったような日々が続いていた。
元々優しい性格の父、家族の送り迎えから付き添いまでなんでも自分のことのように行なって、嫌な顔一つしない。
そんな父が、私の結婚式のためにとギターの練習を始める。。
その頃から、左手足に震えが出始めていたようだ。
私はというと、結婚式の動画を見て父の脚が震えていることに気づき、何かおかしいと探るようになった。
もともと私も夫も医療者であり、何かあるなと思っていたもののあまり深くは疑わなかった。

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