【KABUTO ONE Book Lounge Kable】金融街で本と緑に包まれるブックラウンジ
日本橋兜町に新しくオープンした「KABUTO ONE」。オフィス、店舗、カンファレンスルームなどで構成される大規模複合用途ビルです。
3階にできた「Book Lounge Kable」は、「お金」や「暮らし」にまつわる多くの書籍と、緑あふれる空間、使い勝手の良いカジュアルダイニングが融合した、新しいブックラウンジです。parkERsは、 「Book Lounge Kable」のオリジナル什器と植栽のデザインを手がけさせていただきました。
かつてはカヤやススキなど緑が生い茂り、人々が植木市を愉しんでいた兜町。
今では石造りの重厚な建物が立ち並び、ビルの間にひっそりと残る木々が街の貴重な緑となっているこの土地に、本と緑が作り出す心地よい時間が生まれるようなイメージで。ブックラウンジの植栽は、入り口から奥に進むにつれて、パブリックな過ごし方からだんだんとプライベートに集中できるように構成しました。
弊社の業務内容:オリジナルインテリア(什器)デザイン施工、植栽デザイン施工
受付カウンターと中央に植栽帯があるハイテーブル。
訪れた人を出迎える季節の演出と、ウッドチップの床が印象的なエントランス。
ちょっとした待合の時間を、豊かな時間に演出する季節の花。
花を眺めた視線の先には水がゆらぎ、穏やかな水音に包まれます。
受付の奥にある、植物を眺めながら気軽に過ごせるエリア。
背の低い家具と植栽でコーディネートし、奥につづく空間とのつながりを。
水辺に生える植物が水面を覆うようなイメージでデザイン。
腰掛けると植栽と湧き水が視線と同じ高さになり様々な表情を楽しめます。
中央のエリアは「気持ちを解放できる広場」。
日々の喧騒の中、自分のペースで過ごせて自然体でいられるような空間に。
木陰を演出するシンボルツリーは東京都八丈島で育ったシェフレラ。
心地よい風に吹かれ流れるように育った、力強さも感じられる一鉢です。
窓際のデスクでは、多様な品種が混ざり合う植物を植えました。
手前のプランターで圧迫感なく柔らかに空間を仕切ります。
背の低い下草から奥の高木へと緩やかな曲線を描きながらつながっていくの奥のエリア。
落ち着いて本を読んだり自分の時間を作れるような空間になりました。
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parkERs(パーカーズ)は、公園で過ごすような「ここちよい時間」を感じられる空間創りを行う空間デザインブランドです。内装設計、インテリアデザイン、植栽計画・コーディネート、施工、植栽メンテナンスをトータルで承っています。
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