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さよならライム、1年間ありがとう

こんにちは、パークバーと申します

普段はバーを営業しておりますが、時間をみつけて畑を耕しております


去年からの状況ですが

畑が獣達に襲われる

獣よけの柵を作った

鹿に食べられて、枯れたと思ってた苗木達から新芽が出始めて喜ぶ

今はこのような状態です。

それをSNSで自慢したんです。


枯れたと思ってたライムから新芽が出たんだー!よっしゃー!と。

すると、農業の大先輩からメールが届いたんです。

「ライムの根元から萌芽しているのは、台木のカラタチかもしれない」

ん?全く何を言ってるのか意味が分からなくて調べてみました。

僕のライムの苗木は購入した時から接ぎ木で育てられてまして、根や幹の部分となる「台木」と花や実を付ける「穂木」がひとつに繋ぎ合わされています。

これは台木が持っている耐病性などの性質を穂木に受け継ぐことができたり、品質向上や連作障害が回避できるためなのですが、今回は台木から芽が出てるだけで「台木だけ」育ってしまってるんじゃないか。

穂木のライムはもう枯れてる可能性が高いから見切りをつけろというわけです。

鹿にやられても、冬の寒さを越えて芽を吹き出したと思ってたので結構なショック。

まだ希望は捨てないぜとノコギリを持って畑に向かいました。

ライムの枝を少し切ってみてまだ生きてる気配があるなら芯は緑のはず。

切ってみました。

芯まで乾いてカラカラ。

このままだと台木が根を強くはってしまうので引っこ抜きました。

去年の5月に植えて、寒い地域に連れてこられて、鹿に食べられたり、最後まで育てきれずにごめんね。

1年間ありがとう。

今年はうまくいくといいな。

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