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コロナと写ルンです

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12年前のフィルムを現像に出した。

当時自分たちが毎月開催していたライブイベントには FUJIFILM がスポンサーについていて、毎月30本の『写ルンです』が無償で提供されてた。

「若者の間でもう一度『写ルンです』を流行させます!」

というプレゼンテーションをすると「きみたちに賭けてみよう」と言ってくれた。写ルンです部門はもう実質 “ない” も同然の部門だったということもあったかもしれない。

イベントの会場の入り口で先着でプレゼントして、帰りに預けてくれれば現像してサイトにアップするという企画。もちろん自分で現像してもOK。フィルムカメラにはじめて触れる若者や、懐かしいと喜ぶ人たち。思い思いに撮られた写真はどれもいきいきしてた。30人の才能溢れるライブカメラマンたちだ。

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その後、アーティストパッケージ、首からかけれるストラップ、オンライン写真共有サービス etc... いろいろなアイデアを提案したけれど、特に何も実現できずにイベントは解散。

昨今の写ルンですの再ブームを横目に、改めて誰でも魔法みたいにいい写真が撮れる写ルンですはすごいなあと思う。臨場感がたまらない。まばたきのような写真。

ビフォーコロナ。密の時代。


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90年代もいいけど、00年代もなかなかよかったな。東京。

デジタルだとなんとなく流れていってしまう写真。コロナ禍で、ブーム関係なくフィルムの価値を見直したいなと思った。

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