見出し画像

フランス人はバカンスを我慢しない

Bonjour!

みなさんこんにちは!pariskeitoです!

仕事も人間関係も恋愛も上手くいく。知的エゴイズムのすすめの本を発見しました。

これを読んでやっぱりフランスって最高だなと思いました(笑)

もちろんフランス最悪っておっしゃる方もいますよ。だけど人生の過ごし方、自分を大切に生きる姿勢はピカイチにレベルが高いと感じています。

日本人は自分の輝きを簡単に見つけられない

日本にいたとき、自信のない空っぽの自分がいました。

こんなにも物質的に満たされていて、何でもあって、恵まれているのに私たち日本人はいつも何かが足りないと言って生きていることが多いのです。

自分の良さなんてどこにあるの?

自分の価値は何なのだろう?

そんなことをぐるぐる探す毎日。淡々と仕事をしてご飯を食べてなんとなく友人や恋人と過ごして、、、

あれ?本当にこれって自分のやりたいことなのかな?とかふとした瞬間に考えるんですよね。

私もみなさんと同じようにぐるぐる考えて負のスパイラルに陥ったことが何度あったかというくらい自分に失望していた時期は長かったです。

みーんな同じように自分を探しています。ただ気付いてないだけなのに。『自分の中に答えは既にあることに』と今ならはっきりとそう言えます。

人生の焦る必要もなければ誰かと比べる必要もない。

好かれるために頑張る必要もなければ、媚びる必要も本来であればないはずが大人になる度に日本人はそれを忘れがちです。

向き合うべきものは自分の中の自分であることに。

知的エゴイズムの5つの要素

①寛容であること・・・自由を尊重し、相手の『個』を受け入れる心の大きさ。

②専門分野の開拓・・・自分の得意なことを追求し、学ぶ努力をする。

③二極の目を持つ・・・感性だけでなく、合理性の目からもバランスよく判断する。

④喜びを持つ・・・常に目的意識を持ち、楽しむ心を忘れない。

⑤相手と分かち合う・・・会話力やディベート力を磨く。

自分を解放して自分の考えや意見、生き方をしっかり持ち、健全に励むことを意味する『知的エゴイズム』という言葉に感動しました。

知的エゴイズムという生き方は自分の現在地を把握し、将来へとつなげていくパスポートだと思うほどです。

フランス人は得意分野で勝負する

フランスは専門職にこだわる人が多いことは、教育システムにも反映されています。

フランスは日本よりももっと学歴社会+専門職を極めていないと良い仕事に就くことは難しいとされているので勉強熱心な人が多い印象を受けます。

学生のうちに自分の得意なものを見つけ、将来を決めてその道を極めに入るのがフランスという印象。

私の夫もエンジニアの学校を出ていますが普通に勉強して就職したのが26歳だとか。フランス人は日本よりも学生期間が長く、仕事と学業半分ずつで過ごす方も多いです。より自分の仕事の専門分野を極めようとするとそれだけ時間がかかってしまうのかもしれませんね。

またフランスでは一部グランゼコールを除き、大学の学費は無料です。そのため好きなだけ自分の勉強をできることのハードルが低く、独立しやすい環境にあるのも事実です。

フランス人はストレスを我慢しない

フランス人は日本人と比べてストレスに弱いです。

でもストレスに弱いからこそ、対応手段をしっかりと持っているフランス人から学べるところがあります。

結果として仕事も人生も長く続けることができる環境を自分で作り出しているフランス人のストレスとの向き合い方から真似できるところは沢山ありそうですよね。

自分の我慢の限界を超えてしまって病気になったり、自殺してしまっては人生がもったいないです。もっと仕事以上に自分の人生の大切を知り、自分の人生は仕事だけで作られてるわけではないことを知ると選択肢も広がります。

できないものはできないということ。

自分の限界を知ること。

それは決して恥ずかしいことではなく、自分の人生をより良くする方法だと考えます。

さすがにフランス人みたいに『3週間バカンスください』って言うことは難しくても、少しずつ自分の人生って一体何を大切に生きていくと自分は楽しいのかを考えられるようになるといいですよね。

そういう本質的なものにフランス人は敏感で自分の感性をとても大切に生きているように感じます。

フランスは生きるために仕事をするのに対し、日本人は仕事のために生きるとしている方が多いように感じます。私も日本にいるときは完全にそうでした。フランス人はバカンスのために、人生の娯楽のために仕事をするので仕事というのはそれ以上でもそれ以下でもなく自分の幸せのために仕事をしている印象を受けます。

日本人はどちらかというとやりたくもない仕事を子供、家族のため、借金返済のため、などどうしようもないけど働かないと生きていけないのでとりあえず働いてるという人が多いのではないでしょうか?

もちろん日本人でも自分の人生の本質に気付いた人はどんどんそういう働き方をやめて自分の得意なことや好きなことを仕事にしている人がここ最近増えていることは事実なので、私ももっとそんな女性ばかりに日本もなればいいなという想いでオンラインサロンを運営しています。

日本もどんどん時代が変わりつつ、働き方もコロナ期間を経て大きく変化したと思います。これからは『個』の時代だと言われますが、元々『個』の国だったフランス文化に日本も近づいてきているのかもしれません。

日本の協調性とフランスから学ぶ『知的エゴイズム』の組み合わせで生きていくことはこれからの時代に絶対に必要になってくる教養だと思っています。

だから私もバカンスを我慢しない

一番最初に今の夫と3週間バカンスに出たときは3週間のバカンスが長すぎて違和感しかなかったのですが(笑)フランスのバカンスを通して、『自分の人生の生き方』を見直すきかっけになりました。

もし、今の夫に出逢っていなければ多分1人でこんなに長いバカンスに行くことなかったでしょうし、自分の人生についての本当の姿に出逢うこともなかったような気がします。

夫がフランス人なのでもちろんバカンス文化に馴染み、一緒に生きていくわけですがフランスの文化に触れてもっと自分を大切にしようと思えた自分がいます。そしてその気持ちが膨らみ、家族や友人、出逢う人全てを大切にしたいと思うようにもなりました。

バカンスを取ると心に余白ができます。

何も考えず、自然と調和して生きる時間を持つ、耳を澄ましてみる、そうするといつもと違う自分に出逢えることも多々あります。

もっとこの本の魅力、いや、フランスの魅力について語りたいことは山々なのですがこの続きが気になる方は是非この本を読んでみてください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?