オリンピックゴールドパートナーってなに?
東京駅から大手町方面を歩いていると大手金融機関のビルが並ぶように立っていて、ホントに潤沢な資金があるんだなーとか考えたりします。そんな風にぼーっと物思いにふけっていると、ふと目に入るものがあります。
オリンピックゴールドパートナーシップ
そういえばテレビCMでもよく見かけるよなとか思いつつ、あれ、どういう意味なんだっけと気になり出します。ということで調べてみました。
3つのパートナーシップ
まずオリンピックのパートナーにはその契約内容によって3種類の形があるそうです。
①ワールドワイドオリンピックパートナー
②東京2020オリンピックゴールドパートナー
③東京2020オリンピックオフィシャルパートナー
①ワールドワイドオリンピックパートナー
①から順に契約金額も高ければ、その影響力も高いです。東京2020と書いていないように、この契約だけは10年も持続するわけです。さらに世界中でスポンサー活動ができます。日本企業が海外で宣伝する際にうちは東京オリンピック応援してまっせと言えるわけです。
名だたる大企業が並んでいますね。我らがパナソニックやTOYOTAもいます。そして意外なのがairbnbもいます。意外と儲かっているのかも。
ちなみに、1業種に1社と決められています。同業種がすでにスポンサーになっている場合はなりたくてもなれないという徹底ぶり。まさに業界トップの証だといえますね。
②東京2020オリンピックゴールドパートナー
①には劣りますが、それでも契約料金は年間約25億円だそうです。
やはり日本企業ばかり目立ちます。また東京2020年大会から1業種1企業でなくなったそうです。これも複数企業からスポンサー費を獲得するための手段ですかね。
③東京2020オリンピックオフィシャルパートナー
ここでもやはり日本企業ばかりですね。ちなみに年間20億円程度の契約金額だそうです。
実はこのスポンサー制度、1984年のロサンゼルス大会から始まったそうです。おれまではオリンピックをして赤字なんてこともあったそうです。
ちなみに聖火リレーが始まったのは1936年のベルリン大会から。当時のドイツはヒトラーが勢力を強めていた時代。聖火リレーの表向きは平和の象徴ですが、本当の狙いは国家の道路に戦車が走れるかどうかを調査するためだったとか。
物事には必ず誰かの意図がある。オリンピックほどの大きな大会にはそれこそ深く調べれば調べるほど色んな戦略が見えてくるかもしれません。
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