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なぜ自分の店は客単価を上げられないのか

先月のお誕生日に招待してもらったのは

広島市中区にある
フレンチレストランのNAKADOさん

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私が大好きなお店の一つです

飲食店は料理が美味しいのはもはや当たり前で
美味しく無い。は話にならないし
普通では記憶に残らない

でも

美味しいね!
と食事をしたはずなのに、パッと思い出せないお店ってありませんか?

これは飲食店に限ったことではなく

私たちセラピストのお仕事も同様

マッサージの技術が素晴らしかった!と思ったはずなのに

なんか良かったお店あったけど、あれはどこだったかしら??

といった具合


人の記憶なんてそんなものだし

そんないい加減な記憶に残る手段って何かあるのか?

実は

ここが出来たときに初めて客単価を上げる事が出来るのです


他社との差別化


他社と同じメニューを提供し、日本一の技術者でも無い中での差別化

って何なんでしょうか?


ユーザーさんは、日本一の技術者や見た事も無い食材や技術を探してお店選びをしているわけではありません

でも、そんな中で

このお店にしてみようかな

のきっかけとは

◎価格

◎お店の雰囲気

実はこの程度なんです

お店の雰囲気が見えてこない場合、同じメニューならば価格が安いほうを選択します

でも少し高くても、お店の雰囲気が自分好みであったり、スタッフさんが優しそうに見えたら

そちらのお店にするかもしれません


私たち技術者が陥りがちなのは

技術を懸命に磨く事

これはこれで大事な事ですが、ユーザーさんが求めているのは

自分が行きたいと思う店かどうか

技術のレベルは最初のとっかかりでは分かりません


高単価にしたいならば、店内は高級感のある雰囲気であるべき

ベッドに使用しているタオルが、自宅で使っているような花柄のタオル、何度も洗濯してるなぁ。という生地感

お家サロンは特に要注意

玄関に家族の靴が出たままだったり、子供の声が聞こえてくる

自宅前は自転車や、傘が投げっぱなし


技術者自身もそれなりの雰囲気を持っていないといけない

髪の毛がボサボサ、地肌がピカピカでもないのに、メイクもあまりしていない、太っている、ユニフォームが汚れている、ダサい・・・


これでは確かに安価にしないといけません

その後

リピートしてもらうには、これだけではダメで

セラピスト自身の技術以外の能力が大事になってきます

そこは又別のときにブログに書きますね


冒頭に紹介したNAKADOさん

客単価は1万円は下りません

でも、高いと思わないのです

食材のこだわり、仕込みの手間暇

シェフが目の前に調理を見せ盛り付ける演出

店内の雰囲気

お客様との会話

全て総合しての価格だからです


ご自身のお店は、そしてご自身は高単価を付けられますか?

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