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安易にモテ香水を選んではいけない理由

私が香水を付けるようになったのは、高校生ぐらいからで当時は、カルバンクラインの『CK-1』、アランドロンの『サムライ』、ドルチェ&ガッバーナの『ライトブルー』とかよく使っていました。

香水を身にまとう理由は人それぞれですが、私の場合は「モテたい!」の一択だったので、選び方も「有名人が愛用している」や「女性から評判が良い」という選び方で、確かに印象は良かった記憶がありますが、そんなにモテた記憶はないので、モテる選び方を考えてみました。

1.香水を身にまとう理由

【男女別】香水を使う理由・目的

香水を付ける理由は男女で異なる

上のグラフは、男女別の香水を使う理由・目的ですが、男性は「身だしなみのため」という理由で香水を使う人が最も多く、女性は「自分の気分をあげるため」という理由で香水を使う人が最も多いようです。

モテたいという理由で香水をつける人もいる

身だしなみ、自分の気分を上げるという理由で香水をつける人が最も多いですが、「印象を良くする」「異性の気を引く」という理由で、香水をつける人もいます。

2.香水を付けたらモテるのか?

「香り」で相手の第一印象が変わったことはありますか?

半数の人が香りで第一印象が変わったことがある

20代~40代では、半数の人が「香りで第一印象が変わったことがある」に「はい」と回答しています。また、年齢が上がるほどその傾向が強く、30 代と40 代では半数以上の人が「はい」と回答しています。

  • 石鹸の匂いがすると清潔感がある気がしてしまう

  • 印象が悪い人が印象が良くなった

  • オシャレだと感じた

  • 別に好みのタイプでもないのに、好きな香りがすると好きになりそうになる

といった肯定的な意見も多かったです。

「すれ違ったとき」初めて会うときの印象が最も重要

他の人の「いいにおい」に気付いた場面はありますか?

他の人の「いいにおい」に気づいた場面で最も多かったのは「すれ違った時」でした。平均的な男性と女性の背丈だと、ちょうど男性の鼻あたりに女性の頭部が来るので、すれ違った時にシャンプーのいいにおいがすると、思わず振返ってしまうことがありました。
次いで多かったのは「初めて会う時」でした。初対面でいいにおいという印象があると、その後の印象も自ずとポジティブな記憶として残るからこそ、上位にランクインしているのかもしれません。

約7割が「香りは印象を左右する大切な要素」と思っていた

香りはその人の印象を左右する上で大切な要素だと思いますか?

「大変そう思う」「そう思う」と答えた方が、合わせて71%という結果でした。多くの方が、香りが第一印象において重要な役割を担うと考えているようです。
第一印象を左右する印象は、ファッションや髪型などの視覚から得られる情報、話し方や声のトーンなどの聴覚から得られる情報に加え、嗅覚から得られる「香り」も重要であるということがわかりました。

上記の結果から香水をつけると「モテるのか?」については、第一印象が良くなる点や、嗅覚から得られる情報も重要であると考えている方が多いことから、モテる確率は上がるということになりました。

3.私の場合モテなかった理由を振返ってみる

香水の選び方が間違ってる

ファッションにも通じる所がありますが、自分の年齢やスタイルにマッチした髪型やメイク、ファッションを選びますよね。
香水も同じでナチュラル系、アクチュエル、アーティスト系などその人のもつ個性やパーソナリティと相性が良いブランドや香りの種類というものがあります。その中から好みの香りを選ぶという選び方が良かったのではないかと思います。
私の場合は高校生でアランドロンの『サムライ』を使ってましたが、選んだ理由が反町隆史さんが使っていたからでした。今考えると、見た目も年齢もファンションもパーソナリティも全く違うのに『サムライ』をつけたからといってモテる訳がないですよね(笑)。反町さんだからマッチするのだと思います。

つけかたが間違っている

よく映画のワンシーンで香水を手首や首筋に振りかけて擦るような場面を見かけます。私もこのつけ方が一般的なつけかただと思ってそうしてました。
ですが、このつけ方だとつける箇所が鼻の近くになるので、人によっては香りを強く感じてしまい、不快と感じることもあるそうです。
また、擦るようなつけ方は、香水にはトップノートからミドル、ラストと10種類以上の香料がブレンドされていますが、そのブレンドされた香料の粒子をすり潰してしまうため、プッシュした時と比較して香り方が異なってしまい、その香水がもつ本来のパフォーマンスを発揮できません。

良いつけ方は、香水は揮発性がある液体で香りは下から上に上がってきますので、パルファンやオードパルファンのように賦香率(香料の濃度)が高く、香りが強い香水ほど、腰や足首、内ももあたりの腰から下の部分の肌に直接つけるぐらいがちょうど良いです。
つけた後も擦らず、放置するか軽くポンポンと叩く程度がオススメです。

自分にあった香水を見つけよう

香りは自分に合ったものやつけかたで、第一印象を良くすることができます。とはいっても「どうやって自分に合った香水を見つけるの?」という方も多いと思います。
一番は香水専門の販売員の方に相談しながら決めるのが良いですが、近くに販売員がいない方や、もっと手軽に相談したいという方がいましたら、私もパルファン・スタイリストという資格を持ってますので、お気軽にご相談ください。

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