houhu


「houhu」。「ホウフ」でもいい。
軽そうじゃないか。フワフワしてる。
「抱負」よりもよっこいしょ感がなくて、楽しく明るい気持ちで考えられそうじゃないか。

ローマ字にしてみると意外としまりのない音で決意表明をしようとするもんだなと思う。「hyoumei」もそうだな。「fight」とかも。頑張る時はリラックスするようにできてるのかしら。


去年のhouhuはなんだったか。
たしか3月あたりからは「やらなそうなことをやる」だった。
年始に友人と書初めをして、「西野」「七瀬」と書いたとこまでは覚えてるんだけど。
「抜群」とかだったかな。
だとしたら抱負実現ならず。

書初めの悪いところは準備してから何を書くか考えるとこだと思う。よく考えずにテンションに任せて、しかも筆というスペシャルかっこいい武器を持ってるんだから俺は世界を救うぞくらいのナルシズムで書くわけで、それを一年しょいこもうなんて難儀難儀。

ー深く考えずにパッと思いつくものが案外深層心理なんじゃよー

とかいうジジイがいたのかもしれない。いや、それ聞いちゃったらパツと思いつくように毎年用意してっちゃうから。大事なことを変なタイミングで暴露するな。文系か。


書初めこそしないが今年のhouhuは決まっている。
元旦にサクッと考えた。
半紙を広げようがTwitterを開こうがhouhuに割く時間なんてそんなもんだった。すまないジジイ。俺も文系なんだ。


発表する。
なんと3つある。


1、「すぐやる」
2、「恥をかく」
3、「積極的に活動する」


この3本の矢で一年をぶっ貫きたい所存でございます。
どうぞよろしくお願いします。


実は最初は

1、「後回しにしない」
2、「人目を気にしない」
3、「ライブを面倒くさがらない」

だったんだけど。
houhuなのにすべて否定形というのはいかがなものだろうか?
と正論人間が顔を出したため前述の3つに決定した。これは人目を気にしたわけじゃないから。あのー、自分を奮い立たせるためにだから。


3つの経緯はもちろん昨年の反省と改善だ。
昨年はなににつけてもぐぅたらぐぅたら。テレビ見たらやろう、ゲームしたらやろう。24歳の悪いところ爆発。大晦日に一年を思い返してそんな悲惨な光景しか浮かばなかったときの膝の崩れること崩れること。
人目を気にしすぎだと去年気づかされたのがテレビのオーディション。ネタなんてうけないし、そのあともまごついて「でへへっありがとうございました。」って挨拶はきちんとできますみたいな恰好だけつけて帰っての繰り返し。腐っても学級委員。若手に学級委員はいらないでしょうに。
あとは後期ネタを作らなすぎたしライブに出なさ過ぎた。新宿は24年経とうが葛西に近づいてはくれない。

新年の抱負って、こんなに去年の反省だったか。
ジジイめ。上手じゃないか。
毎年一新しているようにみせて、地続きな成長をさせるなんて。

去年の反省ならば、去年の抱負を成し遂げていないことも入るか。
であればまだ「抜群」は捨てられない。
4、「抜群」
だ。


思ったよりもいっぱいになってしまったが、去年は後回しの年だったからと納得するしかない。変化が多くて楽しいじゃないか。
houhuにしといてよかった。いくら抱えても軽くやれそうだ。


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