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大黒湯に行ってきた話


さて、昨日のnoteで北千住のタカラ湯を堪能した私とセシール。理由なきはしご風呂反対派の私はセシールの誘いを断るも目の前に現れた荘厳な大黒湯に心を奪われる。

タイトル通り

大黒湯へいざなわれる。

ちらっと覗いて、お腹が空いてることに気付く。

「一回なんか挟まない?」

ということで。
道端で見つけたポップコーン自販機へ。
動機は"見たことがない"から。
しかも動いてるのかどうかもわからない。田舎で見るCDショップぐらいプラスチック曇ってる。
よくみると”節電中”的な言葉が書いてあるからきっと使えるんだ。
お金をいれてバター醤油だかを選ぶ。
商店街通りに沿っておいてあるもんだから道行く人に見られる。「うわ、あそこのポップコーン買ってるよ。」「あーあー、馬鹿だなぁ。」とか思われてるのかな。見ないでー。

出来上がる。

蓋みたいな白い厚紙がかかってる。へぇ。なんだろう。
のけながら食べる。
うん。
まぁ。
薄い、かなぁ。
あと紙っぽいというか。
うん。
お金出してまで手に入れるうまさではないな。
で、食い進めてったら蓋みたいな紙がさては底にしくべき紙だったし。
んだこれは。
おもしろいな。

足りなかったのでセブンでから揚げ棒を買うセシール。さすがセシールだ。

ただセブンと風呂の間の十字路で最悪なものを見てしまった。
でかめの蠅みたいなのが道を飛んでたの。
わりと大き目だったの。全長は卵ぐらいあって。
黒い虫で。
ふらーっとこっち来たのでよけて。
セシールの方いったからよけて。
で着地したの見たらゴキブリでやんの。
早く風呂入らせろ。

さぁ、大黒湯へ。

昨日の記事で嘘書いてました。
破風の二段目にある格子に見とれたって書いたんですけど
実際は三段目でした。
破風が三段構えのとこなんて本当に少ないのでつい常識で発言してしまった。ここはキングオブ銭湯なんだった。

一回ポップコーンを挟んだだけなのに、改めて正面にたつとそのでかさにひっくり返りそうになる。

入る。
落ち着きのある木造。
広めのフロント。奥に畳で休めるところが。すばらしい、庭園もみえるし。

脱衣所へ。
折り上げてるなぁ。天井を折り上げてるなぁ。もう当然だよなぁ。キングオブ銭湯だからなんか特殊なやつやってくるかと思ったら。これだよなぁ。
でもよく見ると一つ一つに絵柄みたいなのが書いてある。昔はもっと壮麗だったんだな。

浴室へ。
富士山ドカン。
そりゃそうだ。もう銭湯のベストをどんどんかましてくる。
寝湯と、ジェットね。もうわかった。きれいできれいすぎない。
露天もあるじゃん。ちょっとだけ空が見える。
セシールとは同窓会うんぬんの話をしたなぁ。ちょうどよかった。風が入ってこないから冬でも過ごせる露天だ。

女湯との境のタイル絵もきれいだ。

かぁ。

キングというからどんなふんぞり返り方をしてるもんかと思ったら、ど真ん中なんだな。キングってそうか。キングだもんな。頂点。そもそもいつからキングになったんだろう。もともと平民だったのがキングダムみたいにのし上がった感じするよなぁ。それとも王道を目指してはなから作ったのかなぁ。

あがって、自販機を求めてさまよう。

最近の私のおすすめはトマトジュース。
自販機のトマトジュースは砂糖入ってて甘いんだ。みんな思ってるよりもおいしいから飲んでほしい。すっきりしたトマト。

あーあ、僕が飲むものは王道じゃないなぁ。
せっかくだから、牛乳飲めばよかった。

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