見出し画像

頭のいい子の育て方(西村則康)

本の紹介です!
今回は塾講師や家庭教師として生徒を数々の難関校に合格させた西村さんが作者の本書を紹介したいと思います。
子供に不自由ない暮らしをさせてたい。幸せに暮らしてほしい。という親心から子供の教育を悩んでいる方も多いと思います。
私もその一人として本書を読んで、子供への向き合い方の参考になる事も多く書かれていました。私が特に参考になったと感じたPOINTを絞って紹介していきます!

私の結論

10歳までに『理系脳』を育てる
社会に出て戦う為には物事を「予測→実行→チェック」できることが重要です。特に現在に置いては複雑に絡み合った出来事を自分なりに紐解いて、未来を自分なりに理解することが重要です。著者は理系脳が育つのが10歳ごろまでと言っております。理系脳を育てる為の具体例や秘策の中からPointを絞って紹介します。

本書のPoint

①明るい家庭を心がける

著者がこの子は伸びると思う家庭の共通点は両親のコミュニケーション能力が高く、そのため家族全員の表情がイキイキと輝いています。
お母さんは日々子供と向き合っていると、ついイラッとしてしまう事もありますが、
ふざけたり、だらしなかったり、時に失敗したり、嘘もついたりするのが、そもそも子供だと客観的に見れると怒りも収まりやすいと思います。

②『算数ができる=頭がいい』わけではない

学習の無駄をなくしてできるだけ効率的に問題を解く為に算数ができることはとても意味のある事です。でもそれは本質的な頭の良さとはあまり関係ないものと言えるのです。
著者は下記のような頭の使い方が出来ることを『理系脳』であり頭の良さと言っています。

本当の頭のよさは、たとえば、テストで初めての問題に挑戦する時に現れます。これまでに習ったどんな方法が使えそうか、自分なりの仮説に基づいて解きはじめてみる。途中で、このまま解き進めてきちんと正解にたどりつけそうか、そうでないかの予測をする。今度はその予測に基づいて、解き方を変えたり、修正したりを繰り返す。
頭の良い子の育て方

③成功する子は『成功の予感』を持っている

受験で合格する子どもは、「成功の予感」を持っています。たとえば、今、合格の可能性が 50パーセントだとしても、「僕はできる子だから、がんばれば受かる」と、自分を信じられる子どもは、受験に成功する確率がとても高いのです。
自分を信じられる子どもは勉強をする時に、「そうか!」と全身で感じられるところまで知識を落とし込んでいるのが特徴です。

身体感覚を育むには、低学年のうちに、子どもにさまざまな経験をさせることです。草木に水をやったり、重いものを移動させたり、お湯を沸かしたり、ものの匂いをかいだりといった五感の経験のすべてが、理科や算数、国語などの問題を解くベースになっていきます。

最後に

いかがだったでしょうか?
本書を読んで理系、文系は関係なく社会に出てお金を稼ぐ為には為に、理系脳を育てておくメリットが大きいと感じました!
紹介は是非、本書をご覧ください。